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令和元年第4回定例会(第3号 9月10日)

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  1. 串間市議会 2019-09-10
    令和元年第4回定例会(第3号 9月10日)


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    令和元年第4回定例会(第3号 9月10日)                         令和元年9月10日(火曜日)午前10時開会 第 1  市政総体に対する一般質問 〇本日の会議に付した事件   1.市政総体に対する一般質問 〇出席議員(15名)      1番  堀     透 君      2番  野 辺 俊 郎 君      3番  内 藤 圭 亮 君      5番  菊 永 宏 親 君      6番  福 留 成 人 君      7番  川 﨑 千 穂 君      8番  今 江   猛 君      9番  瀬 尾 俊 郎 君     10番  山 口 直 嗣 君     11番  岩 下 幸 良 君     12番  門 田 国 光 君     13番  福 添 忠 義 君     14番  児 玉 征 威 君     15番  坂 中 喜 博 君     16番  中 村 利 春 君 〇欠席議員(0名)      な し
    〇説明のため出席した者の職氏名  市長          島 田 俊 光 君  副市長        串 間 俊 也 君  教育長         吉 松 俊 彦 君  監査委員       吉 本 之 俊 君  消防長         隈 江 康 弘 君  会計管理者兼会計課長 前 原 栄 子 君  総合政策課長      江 藤 功 次 君  財務課長       内山田 修 二 君  総務課長        塔 尾 勝 美 君  税務課長       川 﨑 信 子 君  危機管理課長      黒 原 幸 一 君  市民生活課長     遠 山 隆 幸 君  福祉事務所長      野 辺 幸 治 君  医療介護課長     吉 田 寿 敏 君  農業振興課長      武 田 英 裕 君  農地水産林政課長   吉 国 保 信 君  商工観光スポーツランド推進課長        都市建設課長     矢 野   清 君              高 橋 一 哉 君  東九州道・中心市街地対策課長         上下水道課長     酒 井 宏 幸 君              津 曲 浩 二 君  学校政策課長      増 田   仁 君  生涯学習課長     吉 田 勇 人 君  市民病院事務長     谷 口 勇 人 君  監査委員事務局長   平 尾 伸 之 君 〇議会事務局職員出席者  局長          野 辺 一 紀 君  次長         森   浩 二 君  庶務係長        河 野 伸 廣 君  主査書記       甲 斐 めぐみ 君  書記          横 山 祐 樹 君                               (午前10時00分開議) ○議長(中村利春君)  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は14名であります。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第3号によって進めることにいたします。  直ちに日程に入ります。 ──────────────────────────────────────────── ◎日程第1 市政総体に対する一般質問 ○議長(中村利春君)  日程第1、きのうに引き続き一般質問を行います。 ○議長(中村利春君)  それでは、2番野辺俊郎議員の発言を許します。2番野辺俊郎議員。 ○2番(野辺俊郎君)  (登壇)おはようございます。傍聴席の皆さん、お忙しい中、足を運んでくださってありがとうございます。  まずは、5月下旬からの大雨で、串間市も各地におきまして大きな災害が発生しました。その災害において災害本部長をはじめ担当課で十分な対応をしていただき、各地の皆さん方も大変喜んでおられました。ありがとうございました。今から質問に入らせていただきます。  串間市の土地改良区についてですが、各地域の改良区がなくなる中で、現在2カ所の改良区が残っていると聞いておりますが、現在の状況を考えれば、維持管理上仕方がない部分もあると思います。もし、この串間市に大水害が起きた場合など、行政の対応は無理だと思います。5年、10年後を考えた場合、私は今までの改良区を見直して、行政が一致団結しながら維持管理上を含め一本化すべきだと考えています。市長はどのように考えておられるかお尋ねします。  壇上からの質問はこれで終わりたいと思います。あとの質問は質問席にてさせてもらいます。(降壇) ○市長(島田俊光君)  (登壇)おはようございます。お答えしたいと思います。  本市の土地改良区の現状におきましては、現在、大島堰土地改良区と奈留土地改良区の2つの土地改良区が活動されています。これまで大束原土地改良区、西方土地改良区、三幸ヶ野土地改良区、千野土地改良区、北方土地改良区が解散され、事業に伴う負担金の精算が終わったことから、現状では維持管理組合へと移行されているところでございます。土地改良区の運営につきましては、農家からの賦課金で成り立っている状況でありますので、農家にとっては大きな負担となっているところであります。  このことを踏まえまして、2つの土地改良区からは串間市を1つとした串間土地改良区を設立できないかなどの意見があり、その可能性について検討、協議しているところであります。農家負担を軽減するための事業を活用するためには、土地改良区は必要でありますので、今後とも連携を図っていきたいと思っております。  以上、答弁を終わりまして、あとの答弁につきましては各課長にさせますのでよろしくお願いします。(降壇) ○2番(野辺俊郎君)  ありがとうございます。今後の課題としてよろしくお願いいたします。  次に、奈留土地改良区についてお尋ねします。  奈留土地改良区は、長野団地、仲別府団地、鯛取団地、秋山団地、組合員数102名で総工事費28億4,000万円でした。  その中で長野団地の件でお尋ねいたします。  昭和57年ごろから、行政指導のもとで後継者、畑不足のために山、畑、田んぼの関係者からの協議上の上、造成工事をすることになったわけであります。昭和59年5月に工事着工して、平成7年に完成となり、その中でいろいろな問題点もありましたが、工事完成後には、畑不足が造成工事のおかげで一気にふえ、ヤマダイかんしょが盛んになり、景気もよくなって大変喜んでおられた時期もありました。  年々後継者不足と高齢化の増加により、今は施設園芸が増加する中において、当時造成工事で水田用のパイプラインの工事をしてもらったわけですが、ただ、現在川の堰板を利用して田んぼや園芸を行っている状況であります。大雨が降るたびに土砂が流れ、改良区の役員、地区住民が清掃をやっていますが、経費がかかり過ぎて困っている状況なのです。ぜひとも早急な対策をよろしくお願いいたします。 ○農地水産林政課長(吉国保信君)  お答えいたします。  先般7月の豪雨において、長野団地内にある安藤薮頭首工からの取水口に土砂がつまり、用水路の通水に支障を来している状況でございます。この対策を図るために、多面的機能支払い交付金事業を活用して水路の維持管理は地元で行っておりますが、近年の異常気象で豪雨災害が頻繁に起こる傾向にあり、その対策に苦慮されているようであります。今後におきましては、抜本的な改修を行うための事業説明を水路の施設管理者及び受益者、奈留土地改良区と協議を重ねながら対策を講じてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○2番(野辺俊郎君)  今後よろしくお願いいたしておきます。  次に、空き家対策について質問します。  私が市内を回ってみますと、空き家が目立ってきております。市民の中には台風のときに瓦や瓦れきが飛んでくるのが怖いと言われる方が何人もおられますが、行政はどのようにお考えでしょうか。  空き家といいましてもいろいろな状況にあると思います。空き家バンクに登録できそうな家から廃屋まで、市内の状況はどのように把握されているのかお聞かせください。特に、廃屋に対して自治体の権限はどのようになっていて、片づける場合、国からの援助はないのでしょうか。住民の皆さんの不安解消、また防災の面からも、今後の空き家対策についてどのような対応をとられていくかお聞かせください。 ○危機管理課長(黒原幸一君)  お答えいたします。  空き家対策についてのお尋ねでありました。議員御案内のとおり、市民からの空き家に対する相談が年々ふえておりまして、平成30年度におきましても、10件程度あったところであります。そのような中で相談を受けた場合、担当職員が現地を確認し、所有者に対して適正な管理を行うよう文書で通知しているのが現状であります。  このようなことから、市では空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、来年度空き家等対策計画の策定に向け現在準備を進めているところであります。この計画では、現在把握できていない市内の空き家の実態を調査し、空き家の特定、老朽、危険度の判定等を行い、また行政指導においても強制力を持たせるものであります。  ただ、この特別措置法では解体の行政代執行もできるようでありますが、先進地の事例を見ましても、国の制度事業もありますが、最終的には自治体の負担増につながっているようでありますので、今後も調査研究を進めてまいります。  以上であります。 ○2番(野辺俊郎君)  このような状況の中で、市民の生活に不安がないように行政の対応をよろしくお願いしておきます。  最後になりましたが、東九州自動車道の総決起大会が志布志の文化会館と串間市の文化会館で行われました。日南、串間、志布志の市長をはじめ各団体、市民の皆様も来られている中、私自身、串間にも東九州自動車道はもちろんいろいろなことを含め明るい兆しを感じることができました。今後、一日も早く工事着手ができるように願っております。  これで私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中村利春君)  以上で、2番野辺俊郎議員の質問を終わります。  次に、11番岩下幸良議員の発言を許します。11番岩下幸良議員。 ○11番(岩下幸良君)  (登壇)おはようございます。  質問に入ります前に2020年東京オリンピックもあと1年余りとなり、ラストイベントとしてプレオリンピックが開催されております。宮崎県出身者も活躍されており、オリンピックではぜひ多くのメダルを獲得していただきたいと思うものであります。串間市においても、高校の部で全九州高等学校体育大会レスリングの女子53キロ級で優勝し、中学校の部でも九州中学体育大会バレーボール男子空手道男子が3位の成績をおさめております。少年少女の部では、九州大会においてレスリングは個人戦優勝3名、準優勝2名、3位3名の好成績をおさめております。  また、中学校サッカーでは、このほど全国中学校体育大会で2連覇を果たした日章学園中のサッカー部の主将で金川羅彌君と直野藍琉君が、福島小出身で2連覇の原動力となってくれたようであります。県内外からも非常に期待をされ、注目されております。  そのほかの競技についても活躍している選手がおり、次のオリンピック選手として期待をするものでございます。今後ますますの活躍を期待するものであります。教育長、何か思いがあればお伺いをしておきます。  また、串間で毎年キャンプに来てもらっている広島市のJR西日本が、第45回社会人野球日本選手権大会の中国予選で優勝し、10月21日から始まる全国大会出場が決まったとのことであります。串間にとっていい話題であり、全国優勝を期待するものであります。  さて、市長は施政方針で就任以来1年が経過し、市民との対話を重視しながら市政運営に取り組み、その実現のために3つのテーマを上げ、これを基軸として市政運営を進めると言われております。  まず、市民と団結した行政推進では、5つの提案を本年度の予算に取り組んでの取り組み、次に計画の継続性では、東九州自動車道、都井岬再開発、高松漁村広場の公園化の取り組み、次に新たなチャレンジでは、新エネルギーを活用したまちづくりが上がっております。本年度も半年が過ぎ、現在の進捗状況、実現の可能性について項目ごとにお聞きするものであります。  次に、教育委員会に聞きますが、支援学校についてであります。  教育委員会として支援学校の串間分校についての設置要望の方針の変更についてでありますが、この件については、議会も平成28年8月に県に対して要望書を提出し、その間、議会としても視察研修等を実施してきており、設置については県に対して要望活動は行ってきています。  令和元年は、特別委員会は設置はしていないが、文教厚生常任委員会で支援学校の要望活動は継続していくということになっています。県からスクールバス1台を増便し、時間短縮が図られていますが、議会としては以前から要望しているように、地元に設置が必要である旧北方中学校跡地に支援学校を設置していくことで要望を続けてきました。今議会の初日に突然、教育委員会から旧北方中学校の跡地利用の公募を行い、施設の有効活用を図るとする内容の資料が出されました。そういう方針変更をするのであれば、なぜ議会開会前に議員への周知をしなかったのか、余りにも乱暴な進め方で議会を軽視した行政運営であり、詳しい説明を求めておきます。  なお、旧北方中は、平成29年8月30日から10月10日までの跡地利用は出されて、跡地利用のほうはされていないようであります。そしてまた再公募もされていないようであります。議会開会日は、議員は相当悩んで一般質問の内容を考えているのであります。このような手順であれば一般質問の打ち合わせは要らないと思いますが、明解な答弁を求めるものであります。弁解の答弁はしないようにお願いしておきます。  以上で壇上からの質問を終わります。(降壇) ○市長(島田俊光君)  (登壇)お答えいたします。  団結、継続、変革は真の地方創生、暮らしと心の豊かさ、串間の人財育成を柱とする私の公約の実現のため、その信念として掲げたものでございます。市民と団結した行政の推進を図り、必要な施策等については継続的に実施し、刻々と変化する社会情勢や市民ニーズに対応するため、変革すべきものはチャレンジしていくことを念頭に市政運営に取り組んでおります。  その中におきましては、おおむね順調に進んでいるものもございますが、いまだ解決しない少子高齢化に伴う経済縮小、医療、福祉、教育、地域の担い手不足などの課題も多くあるものと考えております。今後につきましても、団結、継続、変革の信念のもと、市政の推進に取り組んでいく所存でございます。また、各議員にも協力をお願いしたいものでございます。  また、公開競技のグラウンドゴルフ誘致の取り組みについて、2026年宮崎国体については国民体育大会宮崎準備委員会常任委員会におきまして、弓道競技の開催地を本市とすることが第4次選定で決定されました。これまで協力いただきました串間市体育協会、串間市弓道連盟、串間市議会の皆様方に心から感謝申し上げる次第でございます。正式競技である弓道競技のほか、公開競技として実施される競技のうちグラウンドゴルフ競技の開催を県へ要望しているところでございます。正式競技同様に、関係団体との御協力をいただきながら誘致活動に取り組んでまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしく御協力のほどお願い申し上げます。  以上終わりまして、あとの答弁につきましては各課長にさせますのでよろしくお願いします。(降壇) ○教育長(吉松俊彦君)  (登壇)お答えいたします。  先ほど議員のほうからも御案内ありましたとおり、小中学校、高校生の活躍には本当にすばらしいものがあるというふうに思っております。  私も串間市の小中高生の各競技での活躍は大変喜ばしくうれしく思っております。しかしながら、活躍をすることにより、市外の学校からの推薦や特待といった勧誘があるのも事実であり、活躍を期待する反面、複雑な思いがあるところであります。優秀な児童生徒が市内の学校に進学し、活躍できる場を確保する面からも、中学校、高校において専門的な教員等の配置も含め要望してまいりたいというふうに思っております。  この後の質問につきましては、担当課より答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。(降壇) ○学校政策課長(増田 仁君)  (登壇)お答えします。  県立日南くろしお支援学校の串間分校の設置要望にかかる方針の変更につきましては、これまで平成28年8月に県知事等に対しまして要望書を提出した後、9月に市議会調査特別委員会が設置されまして、平成31年3月の特別委員会委員長報告までの間、さまざまな調査活動等がなされてきておりました。そのため、方針の変更に当たりましては、市議会への報告が重要であるとの認識に基づき資料を提出したところであります。  しかしながら、いち早くお知らせするべきところでしたが、その結果として、議会初日となりましたことを深くおわび申し上げたいと思います。(降壇) ○11番(岩下幸良君)  市長、壇上から言いました市民と団結した行政推進と3つですね、計画の継続性、新たなチャレンジ、これはいろいろ計画の継続性で市長が2年、3年目ですかね、やっておられるんですけれども、今度後でまた聞きますけれども、31年度も予算を当初予算を上げました。今度予算上げてまだ未執行が大分あるんですね、大きな事業にですね。だから、この計画性がどう前に進んでいくのか。まだわからないと思うんですよね。だから、当初予算で一つ例を出すと高松のことはちょっと、これがまた、今年度中できるか、繰り越しになるか、ちょっとわからない問題が出てきておるんです。  だから、市長は意気込みがあるんです。だから職員と、職員が当初予算組んでから、計画するまでですよ、市長と職員等の連絡、きのうも何か輪を組んでからやらんと、ひとり舞台、一つの課題はできないという意見もきのうも出たんですけれども、やっぱりそういう意見を踏んでから計画せんと、やっぱり市長が主導権にぎって、やってもらわないと、当初予算を組んだところは未執行、また決算で、3月の決算で不要になったら、未執行で繰り越しなったときに、この予算編成はどうだったかという検証はしないといけなくなるわけですよね。  だから、予算執行に向けてはちゃんとして、やっぱり職員の皆さんも市長が計画をしたものをどんどん進めていかんと、未執行であったら何してるかという問題が起きてくるんですよね。市長は何しよったと、市長まで責任転嫁が来るんですよ。だから未執行の分は早くしないと、本当ことしも繰り越しが特にあったわけですがね、30年度はですね。だからその辺も繰り越しがないように、市長、進めてもらいたいと思うんですよね。どんなですか。 ○市長(島田俊光君)  大変心配をさせてる部分がございます。このことについては議員言われるように、計画的に進めていかなければなりませんので、昨日も私申し上げましたけれども、やはりみずから先頭を切って、この努力は進めていきたいと思いますので、また足りない部分には議員の御協力をお願いしたいと思います。  以上です。 ○11番(岩下幸良君)  新年度当初予算の執行状況をお聞きしたいと思います。4月からまだ未執行の予算は、どれがどうなっているのか説明を求めておきます。 ○財務課長(内山田修二君)  お答えいたします。  公共工事発注計画で申し上げますと、103件の執行を予定しております。その中で39件が未執行になっているところでございます。当初より発注予定時期を第3四半期、第4四半期で予定している分をこの中には入っておりますことから、計画どおり進んでいるものもございます。  しかしながら、一方で執行がなされていないものがあるのも事実でございます。その主なものといたしましては、先ほどございました高松キャンプ公園整備事業串間中学校スクールバス車庫設置工事、そのほか業務委託になりますが、旧吉松家住宅に関するものが残っているようでございます。  以上でございます。
    ○11番(岩下幸良君)  今、財務課長が未執行大きなもの言われたんですけれども、103件のうち土木で入札で言いますと、103件のうち39件が未執行ということで、四半期の一番最後の来年か、四半期ですわね、その分が残っておるということですわね。そうでしょう。  それはいいんですけれども、この大きな金額ですよ、高松、吉松邸、スクールバスはまた、これもまた後でも言いますけれども、これはソーラーをつけるという話が出てるんですけれども、高松はどうなっていきますか。計画的にですよ。きのうの話では、令和2年度に繰り越しになるんじゃないかという話ですけれども、これは6月でもいろいろ問題がありました。議会でも。その報告はまだ聞いてませんけれども、これどうなっていくんですかね。4,850万6,000円、それと吉松家、これが1,578万円、スクールバスは807万円ですけれども、これどうなっていくんですか。各担当課ですよ。  まだ多分、今財務課長大きなものは言いましたけれども、大分、未執行があると思うんですよね。あとはどうなってるんですかね。これ吉松家なんか住宅改修基本計画の業務委託ですよ、これ。屋根補修でしょうが。これは設計を今からするんでしょう。これは文化庁でしょうが。打ち合わせがですよ。詳しくは言いませんけれども、担当者いるんですか、これは。担当者がいない、次の担当者が決まったらまた次もいない。どうなっていくんですか、計画は。全く市長だけですがね、頑張っているのは、担当課は全然そういうことをしてないですがね。打ち合わせも行ってないんでしょうが。いかがですか。それと高松もどうなるんですか。今からは。 ○商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君)  お答えします。  高松公園整備事業につきましては、本年度当初予算として計上いたしておりますが、5月末に本事業に関する陳情を受け、現時点において予算執行していない状況でございます。現在キャンプ公園に対するさまざまな意見を踏まえ、状況の整理に努めているところでございます。早期の事業着手に向け、引き続き努力してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○生涯学習課長(吉田勇人君)  お答えいたします。  文化財保護対策事業につきましては、旧吉松家住宅保存修理基本計画策定に係る委託料を本年度新規に予算措置をしておるところでございますが、委託内容の詳細につきまして、県文化財課を通して文化庁の指導を仰ぐ必要があることから、仕様書の内容が確認が若干おくれております。確認が済み次第、現在の職員体制でできるだけ早く執行し、本年度末までに、基本計画書の作成業務を完了させたいと考えているところでございます。 ○11番(岩下幸良君)  高松も計画によって執行していかんと、せっかくもう、約5,000万円ですよ。ことしできない、住民の考え方もありますよ、陳情が上がってますので、いろいろあると思うんですね。5,000万円ですかね、これ。未執行ですがね。本当はもう何かやってないといけないわけですよね。これも早く解決して執行するようにしてください。これはもう多分もう半年過ぎてますけれども、多分繰り越しなると思うんですね。目に見えてますがね。半年おくれてるんですよ。  それと、吉松家は今年度中にやります。文化庁、もう半年過ぎてるんですよ、当初予算組んでから。今まで何しとったんですかね、半年も。担当者がいながら次の人、次の人でいろいろ全体的にせんとだめでしょう。これは特殊やから、その担当者がいないとできないんですか、これは。どんなですか。 ○生涯学習課長(吉田勇人君)  お答えします。  今議員がおっしゃられましたとおり、旧吉松家住宅保存修理基本計画策定等につきましては、これまで担当職員のほうが主体となって進めてきておりましたけれども、現在担当職員のほうが不在となっている状況でございまして、これにつきましては、担当職員が不在であっても、課の中で業務が遂行されるところが本来のあるべき姿だと考えております。この点につきましては、現在の職員のほうが隅々までをわかり切れてない部分がございまして、執行におくれが生じておりますけれども、今後、県等を通じながら勉強も含めていきながら作業の完成を目指していきたいと考えております。  以上であります。 ○11番(岩下幸良君)  吉松家はですよ、建物自体が特殊ですわね。文化庁に打ち合わせ、これ工事に入る場合は宮大工でしょう。普通の大工じゃないんでしょう。特殊な工事でしょう、これは。特殊な工事はもう半年過ぎてまた設計でしょうが。改修基本計画やから、設計ですよ、これは。そうでしょう。また任せっきりにするにするんでしょう。しかし、これは文化庁と打ち合わせしてから、また業務委託ですわね、設計への。どうなっていきますかね。ことし中にやっていきますと言うけど、できますか。どうですか。  それと、各担当いいますけれども、今財務課が3点を上げました、未執行、未執行があって災害を除いて6月から9月、補正が上がってるんですけれども、どんなですかね、未執行があって、まだ補正もある。当初予算の組み方が悪かったんですかね。どんなですか。6月も現員現給の人件費だったけれども、そういう人件費以外、災害以外補正を組んだところないですか、ないですか。未執行があってですよ、ないですかね。 ○商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君)  お答えいたします。  商工観光スポーツランド推進課で担当所管する部分につきましては、温泉関係の補正をお願いいたしておりまして、それにつきましては、もう既に契約等が契約事務等を行い、9月中旬、下旬から順次着工をするような形で手続はもう整っているところで、今年度中の完成といいますか、予定しているということでございます。 ○東九州道・中心市街地対策課長(津曲浩二君)  お答えいたします。  本年、今議会で補正をお願いしております設計業務委託費でございますけれども、これにつきましては、道の駅エリア内に今度導入計画をしております地中熱エネルギーに伴う設計業務委託でございまして、これにつきましては、今年の6月ごろに関係機関、国土交通省でございますけれども、調整が進み、地中熱設備の設計に必要な条件が整いましたことから、本年度の9月本議会で補正をお願いしているものでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  商工と東九州だけですね。繰り越しが未執行はないわけですね、ほかのところはですね。補正をしたということで私は理解しておきますよ。これ今言われた分は9月やっていくとか、こう言われましたけれども、これは、これからの執行はもう9月で終わるとか、今年度で終わるとか、これは令和1年度の繰り越しはなりませんか。どんなですか、その辺は。 ○東九州道・中心市街地対策課長(津曲浩二君)  お答えいたします。  地中熱エネルギーに伴う設計業務委託の執行の計画でございますけれども、本議会で承認いただきましたら早急に発注依頼をおかけしまして、本年度中に終了するというところで計画しているところでございまして、繰り越しは全く考えてないところでございます。  以上でございます。 ○商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君)  お答えいたします。  串間温泉いこいの里につきましても、国の補助事業等も活用して実施いたしますことから、年度内の完了ということでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  6月もお願いしたんですけれども、コテージですよ。忘れんうちに言っときますが、コテージだけでもどうかならないものかどうかですね。キャンプの要望とかですね、いろいろあるもんですから、コテージだけでも先に何か修復、整備ができないかなと思ってるんですけれども、どんなですかね、それ。商工でいいですけれども。 ○商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君)  お答えいたします。  串間温泉いこいの里のコテージの修繕につきましては、令和2年2月下旬ごろに修繕は完了する予定ではございますけれども、供用開始につきましては、指定管理により営業を再開いたします令和2年4月からということで御理解をいただきたいと思います。引き続きスポーツキャンプ等の誘致、その他受け入れ体制の整備については、関係機関等とも連携をしながら、しっかりと進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○11番(岩下幸良君)  令和2年度はいいんですよ。市長、これ指定管理いいますけれども、大体目星がついてればいいんですけれども、指定管理が決まらないときは行政でやってもらえますか。修復はしたけど、開かないと意味がないわけやからです。その辺は早く結論出してしてもらいたいと思います。要望がありますので、コテージだけ開いてくれという要望がありますので、それだけお願いしておきます。  それと、総務課長にちょっと聞きます。  市の行事等が各課ばらばらに議会に報告あるんですよね。それと議会は後から知って、報道機関が早くなるんですよ。この対策は何かないものですか。私たちは後から知るんですよ、何もかも。新聞等で知るんですよね。今どういうシステムを総務課はとってるんですか。 ○総務課長(塔尾勝美君)  お答えいたします。  今御指摘のありました市の行事の広報のあり方と思ってますが、一般的な式典等の出席依頼につきましては、主催する各課において議会議長を通じて文書にて出席、周知のお願いをしているところでございます。その他の朝市などのイベントに関する案内につきましては、個々には行っておりませんが、今後は必要な情報につきましては、議会事務局を通じて情報提供を行っていくということで、事務局とも協議を重ねておりますので、そのようにして議員の皆様方にも周知を行っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○11番(岩下幸良君)  そういう連絡は早く、やっぱりばらばらで報告するのではなくて、いつも議長も市長も二元代表制と言われてますので、やっぱり私たちも教えてもらうことはやっぱり早く教えてもらって、市民に周知しないといけないと思うんですね。それはもう課長お願いしておきますよ。  それと市長、いろいろ入札関係もあるんですけれども、契約課の新設は考えておられるかどうか。これは設計業務、技術者、管理、設計監理、入札、この課を契約課でも何でもいいんですけれども、名称はですよ、その考え方はないものかですね、今財務課で入札なんか行っています。  とにかく入札して工事します。もう設計は外注、それと管理もやりますけれども、管理は都市建設とか建築主事とか、設計士がいます。設計士がですね。それがもう各課に散らばっておって、1つの課にまとめたらちゃんといくと思うんですね。小さな設計は、そこの契約課で設計して外注には出さなくてもいいと思うんですよね。管理体制が全くなってないと思うんですね。その辺はどんなですかね。 ○市長(島田俊光君)  私もこのことは真摯に受けとめております。また、私独自の課も考えているわけですが、現職員体質の中ではなかなか厳しい面がございまして、この今現在のところでは考えていないところでございますが、しかし、議員言われるように、将来的な構想の中にはやっぱり今後取り組まなくてはならないと思いますので、今後検討させていただきたいと思います。  以上です。 ○11番(岩下幸良君)  私は、今後じゃなくて早い検討ですね、お願いしておきます。  それと課長、臨時職員の任用期間、賃金については、来年令和2年度からちょっと変わるという体制、答弁されてるんですけれども、どう変わっていくのか、それと働き方改革と関係があるのか、その辺はどうなっていくのですかね、教えてください。 ○総務課長(塔尾勝美君)  お答えいたします。  臨時職員の任用につきましては、地方公務員法の規定によりまして、現在は12月を超えない範囲で任用いたしております。日額6,300円の賃金ということでお願いしております。現在は、この日額のみで通勤手当、期末手当等の支給は行っていないところであります。これが、今後、地方公務員法及び地方自治法の一部改正によりまして、現在の臨時的任用職員につきましては、令和2年度、来年度よりそのほとんどが会計年度任用職員へ移行をすることになります。  そうなりますとどう変わるのかということでございますが、その会計年度任用職員の処遇につきましては、職員の給料月額を基礎といたしまして、正職員の給料月額を基礎として、その職務内容等に応じて給料、または報酬の額を決定するということになります。あわせて、通勤手当や期末手当、現在は支給されておりませんが、この支給も可能になるということでございます。  それから任用期間につきましては、現在12月を超えない範囲でということになるんですけれども、地方公務員法の規定によりまして、一会計年度を超えない範囲内で4月から翌年3月まで任用することとなっておりますけれども、客観的な能力の実証を行った上で再度任用することも可能というような制度に、今後、来年度から移行するということで今現在作業を進めているところでございます。  以上です。 ○11番(岩下幸良君)  それとですね、非正規と正社員の格差があると思うんですね。長時間労働、高齢者の就労、非正規と社員の賃金は日本は6割なんですよね、正社員の。当市は8割の格差があるんですよ。これは最低賃金も今度決まりましたけれども、東京あたりが1,000円を超えてます。宮崎県が790円だったですかね。格差があるんですよね。  やっぱり臨時職員も職員と一緒ではいけないんですけれども、その格差をなくして、やっぱり臨時職員も賃金を国の決まりもありますけれども、市の独自の決まりをつくって、やっぱり少しでも生活ができるようなですね、臨時職員も。今度から11カ月のがなくなるんですよ。1年通して今度は臨時もあるんですかね。その辺を格差社会をなくして、臨時も一応その職員並みにはいきませんけれども、生活ができるような賃金ですかね。賃金と雇用保険とかですね。厚生面もしっかりとして採用したら、やっぱり串間市全体が経済効果も上がると思うんですね。やっぱり今6,300円ですかね、12万円ぐらいですか。引かれたら10万円、それじゃあなかなか余裕はないと思うんですけれども、その辺は方法的にも、将来的に来年から変わりますから、来年からはその辺を考えていくあれはないですか。市の行政です、単独で、普通はしますよね、単独で。子ども手当も1市3町ぐらいではまた給食費ですか、あれもするというところもありますよ、宮崎県でも、独自でです。その辺は課長、どんなですかね。 ○総務課長(塔尾勝美君)  先ほど御答弁いたしましたように、来年度から臨時職員等についても、会計年度の任用職員ということで変わるということでございます。その中で、今全国的にそのどう内容を変えていくかということで、各市町村、県を含めてやっております。  今現在が日額6,300円でお願いしているところなんですが、現状では、先ほど申し上げました通勤手当とか期末手当等が支給ができないんですけれども、そこらあたりの支給も可能になったりですね、あとが日額6,300円の基礎、積算のやり方につきましても、正規職員の給料月額を基礎にして設定していくということになりますので、今の段階でここがどれだけ改善されるかということは申し上げられませんが、そういうことも念頭に入れながら、いずれにしても働き方改革の一環ということで、来年の4月1日からそういう制度に移行しますので、今後どういうものになるかが、今準備を続けておりますので明らかになっていくというふうに考えております。  以上です。 ○11番(岩下幸良君)  今人口が今からどんどん減って、日本全体減っていくわけですよね。働き方改革とか、1億総活躍社会に向けた取り組みがなされていますよね。50年後は人口1億人を維持し、職場、家庭、地域で誰もが活躍できる社会ですよね、この目的がですよ。1億総活躍社会がですね、それで2105年は4,500万人、2050年は9,000万人の人口、そして労働力人口が1995年、8,000万人おったのが2060年に4,000万人になるわけですよね。2013年も8,000万、2017年が7,000万人、2051年は5,000万人と減っていくわけなんですよ。  だから、非正規の職員も大事な人材になってくるわけですね。でないとやっぱりちょっとでも100円でも200円でも多いところに、そう人口が減っていくと、やっぱり会社ですね、行政ももたないと思うんですね。人口が減っていけば職員もいないということで。それなりの人口にあった職員採用も役所はありますけれども、やっぱり働き手がないともたないという課も出てくるんですよね。その辺を考えて、やっぱり臨時職員の採用も賃金も考えてやらんといけないと私は思っておりますので、その辺を一応頭の中に入れて、来年からその辺も考えて、賃金体制、厚生面とか福利厚生その辺も考えてもらいたいと思います。  それと、東九州自動車道についてお伺いしますけれども、本市を含む一部の区間が事業化となりました。現在地元説明会も開催しているとのことでありますけれども、開通までどのような流れで進んでいくのか、ちょっと教えてもらいたいと思います。 ○東九州道・中心市街地対策課長(津曲浩二君)  お答えいたします。  東九州自動車道の開通までの作業内容についてのお尋ねでございます。所管であります国土交通省宮崎河川国道事務所によりますと、今月から来年2月にかけまして、現地の測量を実施するとのことでございます。その後、地質調査などを行い、道路設計に入ります。  道路設計が終わりましたら地元説明会を行い、幅ぐいの打設、この幅ぐいと申しますのが、道路として必要な区域を示すくいでございます。用地の測量及び建物の調査が実施され、その調査結果をもとに用地等の交渉及び契約の手続といった流れとなっています。その後、工事に関する地元説明会を行った上で工事を発注されるとのことであります。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  そのような流れで進んでおるわけなんですけれども、次に、開通に向けて各作業をスムーズに進めないといけないと思うんですけれども、その中でも用地取得が一番重要になると思うんですよね。私が前回6月やったですかね。質問をしたんですけれども、この用地取得について土地開発公社の設置の案を検討していくような答弁もあったわけなんですけれども、この用地取得は早い段階から用地取得するためのやっぱり体制を整えておかないと、そのときになってまたこの用地取得ができなくなったら、また道路の開通がおくれてくるんですよね。その辺の考え方はどのように考えが進められて、それと土地開発公社ですね。その辺はどう考えておられるか。 ○東九州道・中心市街地対策課長(津曲浩二君)  お答えいたします。  議員御指摘のとおり、工事が一日も早く完成する中で一番重要な作業工程の中では、今御案内がありました用地取得、当然用地取得、工事完成等などの予算の確保というところもございますけれども、この用地取得につきましては、現在のところ国と具体的な協議は行っていないところでございますけれども、日南市、志布志市の状況を見ますと、土地開発公社により用地を先行取得されているところでございます。そのようなことから、本市も今の段階から他市の用地先行取得体制や国からの情報等をいただきながら用地取得の体制を行っているところであり、なるべく早くその方針を決めて、事業を推進してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  早い段階で用地取得に向けてそういう体制づくりは早くしてもらいたいと思います。でないと日南、串間、志布志ですね、志布志と日南はそういう用地取得が進んで串間だけがだめだというと、串間はまたおくれるわけですよね。今やっと事業化になって、あと残りもあります、まだ。その辺が来ると、やっぱり残り区間がまたおくれてくるわけですがね。用地取得がですよ、おくれてくると、市でも国でも県でも事業はおくれてきますわね。だからその辺をしっかりと説明ですね、用地取得のための説明をしっかりとしてもらって、おくれが出ないように頑張ってもらいたいと思います。  それと、台風水災についてお伺いいたします。  この台風水災について、串間としてはいろいろ対策はあると思うんですが、対策としてはどのような考えを持っておられるのか一応聞いておきます。 ○危機管理課長(黒原幸一君)  台風水災についての対策についてのお尋ねでありました。  この対策については、串間市地域防災計画の風水害予防対策計画に基づき対応するところであります。災害発生前の対応といたしましては、台風接近に伴う気象情報、あと河川の情報等を分析により、危険性がある程度予測できますので、市民に対して早期の避難情報の発令などを行っているところであります。  あと、災害発生後の対応といたしましては、串間市災害対策本部を設置し、情報収集及び応急処置等を実施しながら、当市で対応できないと判断した場合には、災害対策基本法を適用しまして関係機関へ要請し、対応していくところであります。  以上であります。 ○11番(岩下幸良君)  今回佐賀県も、九州がこないだ佐賀県ですね、この水災がありましたね、北のほうで水災が出たんですけれども、危機管理課としてどう思いました。この水災見てですね。そしてまた串間の対策はどうしていかなければならないと思いましたか。 ○危機管理課長(黒原幸一君)  お答えいたします。  先月27日から29日にかけまして、九州北部で大規模な水害が発生したところであります。これにつきましては、線状降水帯というような気象情報が、用語が出ているところであるんですが、これについては、この大雨では4名の方がお亡くなりになられているようであります。こういったことを考えましても、行政機関としましては避難情報を早期に出し、住民に対して早期避難を促していきたいと考えております。  また、この災害については、河川等の管理につきましても河川管理者と連携を図りながら防災・減災対策に努めてまいりたいと考えております。  以上であります。 ○11番(岩下幸良君)  今河川が出ましたけれども、今から聞こうと思ったんですけれども、これは河川の氾濫ですわね。水害はですね。佐賀もこの河川の氾濫が起こって、住宅被害になったわけなんですけれども、この串間において氾濫は、今本城とか市木がありますよね。もう毎回言ってるように、一緒の箇所が氾濫しているわけなんですよね。この対策は緊急にやらないと、もう毎回一緒のところですわ。今中心市街地のまちづくり事業の設計委託費やらが出てるんですけれども、中心市街地のこれが設計はするけど、河川の氾濫があって水害が出たらどうなりますか。これも設計の中だめになってしまうんじゃないですか。やっぱりそう考えた場合に、調査するときに、設計の調査するときに、地上げしたり河川を堤防をかさ上げしたりですよ、しないと中心市街地まちづくりしても河川の氾濫があったらどうにもならんわけですわね。その点を東九州道・中心市街地対策課と危機管理課、都市建設課、その辺を話し合いをしてからまちづくりの設計とか入ってるんですかね、どんなですか、その辺は。 ○東九州道・中心市街地対策課長(津曲浩二君)  お答えいたします。  中心市街地まちづくり事業に伴う道の駅エリアの設計業務につきましては、造成工事施設に関しましては、昨年度で設計は終わったところでございます。その中で当然国道、県道の浸水というのは当然把握しているところでございましたけれども、設計を行っておるところですけれども、国道、県道の道路の高さというところがございます。そういったところを考慮して、施設の高さも決定したところでございますが、今の段階で南海トラフについては浸水区域に入っておりませんけれども、浸水というのはどういう状況になるかというのはわからないところでございますが、現在の計画といたしましては、現在の高さより50センチから1メートル高く整備をする予定としているところでございます。  それについては、そういった災害が起こったときには、危機管理課とも話をして、どういう状況だったかというところも話を昨年度しながら、そういったところを鑑みて設計はしたところでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  吉松家、道の駅とその関係で、そのニシムタの前の天神川、私もこないだ見てみたら、天神川の浚渫はどうなりますかね。何かあれは植えてるんですか。草がぼうぼうで水は流れんですよ。川に水が流れないということは、道路に流れていくわけですわね、大雨のときは。だから、私がさっき言ったまちづくりに影響はないですかというのはそこなんですよね。川幅は小さい、草はぼうぼう、この辺の県への要望等はどうなってますかね。  それと何回もこれは言ってると思うんですよ。市の河川も県の河川、国の河川いろいろあります。どこも浚渫を行ってないんですね。ごみがたまったりしてるんですよ。木が木材がたまったりですよ。これがたまるから水害が起こるわけですがね。きのうも出ましたけど、あの福島川の堤防から上町までずっとですね、あれはちょっと危険があるんですよ、危ないんですよ、あれは、堤防自体が。あれは堤防自体に穴があいてるんですよね。いつ決壊してもおかしくない、あそこは。1回は上町でもちょっと補修してもらったことあるんですけれども、もう一番危ないのは、地震もですけれども水害ですがね、今。  それ、やっぱり浚渫をちゃんとしておかないと、川幅が狭くなるわけですから、道路に行くわけですがね。去年もありましたがね、河川敷に水が来て、その辺をどんなですかね。まちなかもそういう天神川なんかも大変ですよ、あれ。ああいう何百ミリの雨が降ったときはですよ。危機管理課やら都市建設課やら東九州道・中心市街地対策課、全体ですけれども、見ましたか現状を、どんなですか。 ○危機管理課長(黒原幸一君)  お答えいたします。  危機管理を所管しております危機管理課としましても、災害等発生後に現地調査を行っております。今議員御指摘のありました天神川につきましても、昨年度の台風以降、河川管理者であります串間土木事務所に対しましても、浚渫等の要望を行ってきているところであります。そういったところで、河川管理者とも連携を図りながら減災対策に努めてまいっているところであります。  以上であります。 ○11番(岩下幸良君)  要望は誰でもするんですよ。議会もそうなんですよ。署名して国やら持っていくんですよ。その結果がどうなっているかわからないんですよ。だから、今私が尋ねておることは、市が県に頼むわけですかね。市と県は土木事務所あります。もうこれは何年もたってるわけですがね、要望事項はですよ。それをしないということは要望が足りないのじゃないですか。今大雨が降って河川の氾濫が一番水害なってるんですよ。副市長も県から来ておられるから、一緒に、県土整備部には副市長と一緒に行ってお願いせんといかんですがね、これは。  中心市街地はだめになってしまいますよ、これは。新しいのができたら水害、水害あったらだめですがね、これは。無駄なまちづくりですがね、お金の、水害あったらですよ。河川がどこかがどうなれば、ちょっとでも水害が低くなるとかそういうところがあったら直していかないと、今の状態では水害になったらだめですがね、お金の無駄ですがね、まちづくりしても。だから河川をそういう浚渫やらちゃんとしてですよ、水がどんどん流れる、満潮のときは重なったときは仕方がないですよ、これは。でも、しかし普通の雨が降ったときに川が流れるような浚渫しないと、道路を流れたらもうだめですよ、これね。床下浸水、床上浸水いろいろ出てくるわけですのでね。  だから、その辺は県に要望してますとか、そういう返事はちょっとやめてもらいたいと思いますね。こう言ったら、いつまでにしますという返事をもらいましたという返事を答弁してもらったら、市民の方もああ、あそこは何年までにできるんじゃということがわかるわけですがね。要望しましただけでは、要望しよるげな、市は、そこで終わってしまいますよね。やっぱり結論出していかんとだめですがね。予算ばっかりつけて結果が出てないとだめだと思うんですよ、私は。もう一回答弁を、今度は答弁ちょっと変えて言ってください。 ○都市建設課長(矢野 清君)  お答えいたします。  天神川の浚渫についてのお尋ね、失礼しました。  議員御指摘の中心市街地付近の天神川の浚渫につきましては、私どもも現状を確認いたしましたところ、土砂の堆積、ヨシの繁茂が見られ対策の必要性は十分認識しております。繰り返しになりますが、管理者である県に対しまして対策について要望してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  ほかの答弁はないですか。危機管理課長のほかの答弁してくださいと私言ったんです。前向きな答弁がないと納得せんですがね。管理者に言っていきますじゃあ、最初言った答弁と一緒ですがね。どんなですか。 ○都市建設課長(矢野 清君)  お答えいたします。  天神川の浚渫についてでございますが、管理者であります串間土木事務所によりますと、洲崎水門付近から天神川と馬場川の合流地点の区間における浚渫工事につきましては、本年度5月に1回入札に付されたということで伺っております。しかしながら、その際、応札者がなかったため不調となったようでございます。現在施工方法の見直しなどを行い、再度契約に向け準備を行っているというふうに伺っております。  あわせまして、中心市街地付近の天神川についても浚渫などの要望も行ってまいりたいと思います。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  質問と答弁がちょっとかみ合わないですね。
     市長、もう市長にお願いしておきますわ。県土整備部やら行かれてそういう河川なんかは浚渫をちゃんとしてもらうように、またうちの産業建設常任委員会やらいろいろ議会もありますので、その辺をやっぱりしていかんと、やっぱり水害が出たら大変ですから、様子を見てたらですね。こっちは延岡が大変ですわね、北川町がですね。だからその辺も含めて今から串間は道の駅とかいろいろまちづくりやっていくわけですから、水害にあったら何もなりませんがね。課長の答弁は一緒やったですがね。要望していきますじゃ、ちょっと答えになっちょらんとですよね。市長前向きにお願いしておきます。答弁があれば市長お願いします。 ○市長(島田俊光君)  心配されることは当然市民も心配されて、私も県のほうにも再三お願いをして、災害基準を日南海岸の170ミリを起点として、現在300ミリとか500ミリとかいう雨量になりましたので、昔の建設当時の河川の幅と言われる堤防の高さですね、この基準を見直してくれということは再三お願いしております。  また、その中で串間に降る、例えば500ミリ降った場合の災害が出ることは、もうシミュレーションでわかってるわけですから、そのシミュレーションでかかった災害のところを我々は市民の安全を守らなければならないので、市の運営上で面倒見なければならないのかと、それはとてもできませんよと。災害が出たときには激甚災害でとありますけれども、でも災害が出た後の処理というのは、市民感情に触れるじゃないですかと、このことは本当に都市計画審議会の中で、その今までの現地の堤防の高さと基準を変えていただくように、再三県土木の整備部長と串間の土木事務所の所長さんにも協議をさせていただいております。よろしくお願いします。 ○11番(岩下幸良君)  よろしくお願いしておきたいと思います。  それとですね、今、吉松家前道路工事が行われてるんですけれども、これは私は前から言おうと思ったんですけれども、今は道路工事がなされてますけれども、今ですね、カラー舗装ですか、やってますけれども、この仲町の交差点から天神まで上小路まで、あそこが道路、市独自はやってますわね。水道工事、以前にですよ、段差があるんですよね。通ったことありますか。気づきませんか。そこはきれいになりますよ。段差があるんですよ、切れ目が。やっぱり段差があるとやっぱり障害者いろいろ、失礼ですけれども、障害者なんか通るとちょっとの段でもつまずいてしまうんですよね。その辺の舗装とかですよ、やっぱりしてやらんと。まちなかですよ。そこはなりますわね、きれいと、泉町とかなりますけれども、その後がですよ、上小路に向かってですよ、天神に向かってですよ、段差があるわけ、切れ目がですね。今いろいろと道路の陥没もありますわね、課長、その辺も危ないとこはやっぱり先に舗装をちゃんとして、いろいろ市民から、あそこが道路が危ないとかそういう苦情が出ないようにしてもらいたい。  だから、私は維持費とか道路関係の予算は財務課長、当初につけてやらんとできないわけですがね。道路の草刈り、これも作業員をふやしたらどうですかと言ってもふやさない。串間の場合は鉄道よりも車が一番、車社会なんですよね、一番。だから道路の草が出とったら、草刈りを市でするとかいろいろあるわけですがね。市道はですよ。だから作業員が少ないとそれもできない。業者に頼む、入札する、遅くなる、それじゃだめですがね。  だから、維持工事のやっぱり予算は当初にやっぱりちゃんとつけてやらんと、自治会から出てくる要望書は、いろいろ前質問したときに、大体1億2,000万円あれば大体みんなできるという話だったんですよ。やっぱりその予算を最初つけたら、それをやってしまったら次はいいわけですがね。毎年毎年少ない予算で自治会からの要望も減っていくわけですがね。予算は財務課長、余りますがね、黒字になりますがね。だからその辺をやっぱり早く片づける方法を考えないと、ちょっとずつしていっても何年も一緒のこと言うていかないかんわけですから、それもちゃんとお願いしておきますわ。  それと、今工事やってます。東九州道・中心市街地対策課長ですよ。道路舗装やってますけれども、工事やってます。これの商店街の前もあったんですけれども、この補償関係は何かないんですかね。市長、これは何かないですか。もう今度は特に商店街があります。片側通行でしょう。一方をするときはこっちの商店はだめです、店は。あなたたちがおうたことないからわからないんですよ。片方一方通行してれば、一方のほうは店なんか来ないですがね、駐車場入れんわけだから。だからやっぱり計画するときに、やっぱりそういう国からの補助金を使ってるから、そういう補償金は出ませんとかいろいろありますけれども、やっぱりそれは市で単独で、迷惑料とかいろいろつけて予算化しないと、今から市民の協力体制がなかなか難しいなと思うんですよね。だからその辺も考えてもらいたいと思うんですけれども、どんなですかね。 ○市長(島田俊光君)  議員おっしゃられるように、工事期間が長ければ長引くほどいろいろと迷惑かけてる部分がございますので、私もそのことについては、各商店の皆さんと話をして改善策を何とか考えてくれと言われますけれども、うちも予算の関係がございますので、やはり今後の課題になろうかと思いますが、やはりそういう公益的な事業の中に、商店街が犠牲になるというのは、今後議員言われるように考えていかなければならないと思いますので今後検討させていただきます。  以上です。 ○11番(岩下幸良君)  よろしくお願いしておきたいと思います。  それと都市建設課長、きのうも出たんですけれども、市道編入ですよ。赤道、青道いろいろありますわね。市道編入のことなんですけれども、この市道編入はどんなんですかね、難しいですか。各地区からの要望があると思うんですよ、市道編入は。前要望したときに随時それを対策はなっているんですかね。どんなですか。 ○都市建設課長(矢野 清君)  お答えいたします。  市道編入についてのお尋ねでございました。現在市道編入につきましては、不特定多数の市民の方々が利用される道路や他の公道と接している道路であることなど、一定の基準を満たす場合により、認定及び編入を行っている状況でございますが、明確な基準や規程、要綱などが現在のところございませんので、他市の状況も踏まえながら、認定及び編入における基準を整備していきたいと考えております。個々の案件については、近年、市道編入の相談といいますか、要望等は都市建設課のほうには相談はございませんけれども、そういった相談、申し出がございますれば協議をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  よろしくお願いしておきたいと思います。  それと、道の駅とか吉松家の前、それとカリーノのあの跡地、私がこないだお願いしたら道の駅の跡地は草刈りをしてもらったんですよ。地域の方もやっぱり草が生えていますといろいろ草が生えてたら冬になると危ないと、今はもう草が生えて見苦しいという意見があって、私、東九州道・中心市街地対策課長に言ったらすぐ対応してもらったんですけれども、地元住民は大変喜ばれておりました。やっぱりそういう対応を早くしてもらうと、住民も納得いかれて、それもそういうことも含んで協力体制もできていくと思うんですね。その辺は今からもしてもらいたいと思う。  それと、カリーノの跡地の草はどうにもならんですね。どんなですか。人の土地やからここでも言えないんですけれども、草が生えてますので、これは相談もできない状態ですか。 ○東九州道・中心市街地対策課長(津曲浩二君)  お答えいたします。  旧壽屋跡地の草刈りについてのお尋ねでございます。以前までは定期的にこちらと申しますか、地域の方が御連絡されて、草刈り等を行った経緯がございまして、最近行っていないような状況でございましたけれども、先日、今月中には旧壽屋跡地の草刈りをされるという情報が入ったところでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  そしたら壽屋跡地も草刈りができるということで、またまちもきれいになると思います。  それと市民生活課長に聞きますけれども、高齢者の前も尋ねたんですけれども、質問したんですけれども、ごみ対策これはどんなですかね。今現状はどうなってますか。高齢者になると、ごみの分別とかリサイクルとかいろいろ大変なんですよね。これなりの私たちも今から入っていくんですよ。対策は何かいい方法はあるんですかね。串間市が考えていることは何かあるんですか。 ○市民生活課長(遠山隆幸君)  お答えします。  ごみステーションまでのごみ出し等が困難な高齢者等につきましては、高齢者等のごみ戸別収集サービスというのを市民生活課では対応するということとしておるところでございます。ごみ出し等が困難な高齢者等からの相談といったものがあった場合には、福祉関係者や自治会等といった関係者等との連携をしながら、適切な支援ができるよう努めているところでございます。現在のところは、相談はあるものの適用で収集を行っている実績としてはないところでございますけれども、今後ともこういったケースについては真摯に受けとめて、丁寧な対応をしてまいりたいと思っております。 ○11番(岩下幸良君)  これは個別の相談はあるわけですか。私が知らなかっただけですね。そういうのがあれば、やっぱり市報とか周知が大事だと思うんですね。だから高齢者がひとり暮らしの人は、回覧板が行けばいいけど行かない人もおりますよね。それの周知もやっぱりしていかんとわからないと思うんですよ。今から大変なってくると思うんですよね。やっぱりこれは、いろいろほかのところでやっぱり市の収集員が、高齢者、週に1回は大変ですけれども、登録しとれば週に1回はその家に行ってごみを預かってしてもらうというところもあるんですよ。個別に相談じゃなくて、もう収集員が週に1回そこの家に行って、そのごみを収集するようなところもあるんですよ、実際。それとほかの委託ですわね。例えば岡山県ではシルバー人材センターなんかに委託してごみを収集するとか、個別にですね、申し込みがあった人ですよ。  それと例を出しますけれども、新潟ではもう学生が、子供、小学生、中学生がボランティアでそこの家に行って、知ってるから地域をですね、そこに行ってごみを出してもらうとかですね、いろいろあるんですよ。教育委員会もそういうやっぱり学校にお願いして、強制じゃないんですよ。これもボランティアで子供がそこの家に行ってごみを収集するとか、いろいろ例はあるんですよね。だからその辺もやっぱり気をつけてもらって、いろいろ市としても対策を考えてほしいと思います。よろしくお願いしておきます。  それと中高年のひきこもりですよね。ひきこもりの長期化で高齢化という深刻な現実に直面している状況であります。それで国も2018年、40歳から59歳を対象として実態調査に乗り出すということで、18年調査費が安定して2,000万円盛り込まれてるんですよね。その辺の調査は串間はしているんですかね。中高年のひきこもり調査、その辺はしていますか。 ○福祉事務所長(野辺幸治君)  中高年のひきこもりについてでございますが、当市においては全体的な実態把握はできていないところでございますが、生活困窮者自立支援制度や生活保護制度において個別的に把握し、支援を行っていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  調査してない、調査も必要なんですけれども、これはですね、例えば今現実は80代の親が50代の息子、娘を見てるという現実があるんですよね。これを8050問題といいますけれども、例えば親がいなくなったときに、その40代、50代の息子、娘さんは誰が見るかという問題も起きてるんです。その人たちが家に閉じこもってひきこもりになってるわけですよね。だからその対策もやっぱり今から考えておかないと、このひきこもりが多くなると思うんですよ。これも市としてもやっぱり調査する必要があると思いますから、これも頭に入れて前向きに取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いしておきたいと思います。  それと教育委員会にちょっと聞きます。  各種大会の教育長の話はわかりました。串間も今各種大会で上位で成績を上げてます。教育長も体育系だからわかると思うんですね。バレーも九州大会行った。野球も鶴岡一人記念とかボーイズが行きましたけど、いろいろ体育面ではいい結果を出してるんですよ。それでその施設利用とか、いろいろ施設が今串間も整ってるから、そういう結果が出ていると思うんですね。学校としてもそういう活動に対してはどしどしと知恵を出して、また協力していってもらいたいと思うんですよ。  そこで、支援学校について私が聞きます。  さっきも壇上から言いましたけれども、あのですよ、あの支援学校は、いつから、どうやって変わっていったんですか。さっきも言いましたけれども。議会と教育委員会がちょっと歯車があってないんですよね。28名やったですか、学校跡地の利用を募集したですがね、跡地利用、学校のですね。そのときに北中は入ってないんですよ。それで30年に再募集しました。そのときの再募集の中に北方中学校は入ってないんですよ。そして私たちが議会で行ったときも、北方中学校を支援学校としてやりましょうということで、県にも要望しているわけですがね。なぜ、いつ変わってきたのか、議会に報告がない。どういうことですか、それは。ちゃんと答弁を、ちゃんとした答弁をお願いしておきたいと思います。  これちょっとあれですよ、余り教育委員会が先走りじゃないですか、議会も特別委員会をつくって28年ごろから行ってるんですよ。県の教育委員会に。ただ資料に出た学校で支援者の協力するじゃなくて、串間市にあのときに今何人いるかわかりませんけれども、25人おったんですよ、支援学校に、くろしお支援学校に通う生徒が。それが1時間半、2時間かかってたから、支援学校を串間市につくってくださいと要望行ったんですよ。バス1台増車されたらそれで終わりじゃないんですよ、これは。何で変わったんですか。募集もしてないですがね、北方中学校はそのときに、28年と30年に、なぜそうやって変えていくんですか。ちゃんとした答弁をお願いします。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  北方中学校の跡地利用につきましては、まず募集を開始したのが平成29年5月でございまして、そのときにJA大束さんが申請をされまして決定をしています。その後、平成29年8月にまた開始しまして、大束中学校に社会福祉法人の方が決まっております。現在も、北方中学校につきましては募集をしておりません。本年度7月2日に再度公募をしておりますけれども、北方中学校につきましては、現在も公募をしていない状況でございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  だからいつから変わったのか、支援学校がですよ、今これ書いてると通級指導、福島高校でですよ、これに変わってますので、通級指導とは通常学級に在籍していながら個別的な特別支援教育を受ける制度、これになってるんですよ、これは。そして、北中は跡地利用の公募を行い、施設の有効活用を図ることとしていくことにしているとなってるんですね。だから、いつからこういうことが始まったのか。この主な問い合わせ、地域の交流の場、スポーツ合宿、農産物の作業場、水耕栽培、コールセンター、障害者支援、これになってるわけですがね。これも北中も含んでるんですよ。北中については跡地利用公募を行うことになってるわけですがね。このまま北中を公募しない場合は、施設の老朽化が進んでいく、これどこも老朽化が進んでいるわけですがね。いつからこんな変わったか説明してくださいと言ってるんですよ。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  県立日南くろしお支援学校の設置要望にかかわる方針の変更につきましては、平成28年8月に串間市長名で県知事等に要望書を提出しております。  また、その後、市議会の特別委員会が設置されまして、さまざまな調査、研究が行われておりました。その後、平成31年3月20日に調査特別委員会の報告の内容におきまして、まずは県立福島高校への高等部設置に向け引き続き努めていくべきという報告がございました。  もうそれらを受けまして、本市におきましては本年7月26日に定例教育委員会を開きまして、この方針について今後は福島高校内に高等部設置についての可能性について調査研究を行い、福島高校に通級指導担当教職員の配置に向け、県教育委員会と協議を行っていくという方針について決定をさせていただいております。その後、8月21日に庁内の調整会議におきまして、この方針について協議を行いまして、この方針について議会に報告する必要があるということで、先ほどおわび申し上げました9月2日に全員協議会での資料提出となったところであります。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  説明になっていないんですけれども、この通級指導とは個別的でしょう。議会が28年から言ってるのは、その25人を福島高校か北方中学校に分校として来てくださいという陳情してるんですよ。わかりますか。支援学校に行かれる方の家族を見ると、わかります、前は2時間、1時間から2時間かかってたんです、バスで。1台ふやしたらそれでいいです、通級でいいです、それじゃいかんですがね。これは病気になったりしたときに、保護者は父兄は行くんですよ、日南まで迎えにいったり、それが大変なんですよ。  だから、串間市にも病院の近いところに設けてくださいという陳情したわけなんですよ。何で変わるんですか。個人的に行かれますか、学校に、福島高校に、あなたたちは簡単に考えてますけれども、障害者の考え方を考えた場合に、そういう考えは出ないと思うんですよ。大変ですよ、バスで1時間、2時間通ったら、今1時間、今65分になったと書いてありますけれども、65分バスに乗せられて子供を日南まで通わせるのは大変だから、議会としても福島高校か福島高校分校か、分校ですよね、北中でも、それをお願いしに行ったわけなんですよ。そのころ25人、今現在何人いるんですか。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  現在くろしお支援学校の日南くろしお支援学校に通学している児童生徒につきましては、合計で26名となっております。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  今26名でしょう。26名でしょう。今福島高校は何名ですか、1クラス、4クラスせないかんと3クラスとか2クラスでしょう。そのくらいでしょうが。やっぱり障害者の子、考え方でやっぱり1クラスに分けてもらうと、生徒もふえる福島高校に、分校で、先生もふえる、みんなふえるわけです。すると親も楽になる。近くだから。やっぱりそういう方向でしてもらわんと、今まで行った、28年から陳情に行った、特別委員会もつくって行っちょったんですよ。これはぱーですがね、もうみんな。教育委員会だけで決めたら。なぜ二元代表制と言われるんですか、そしたら。26人おるんでしょう。1クラスありますがね。先生も、障害あれば、あの人たちは1人の先生が2人もったり3人もったりするんですよ。先生も多くなるわけですがね。人数も生徒も楽になる。なぜ教育委員会がそういう話、親と話ししたことありますか。通学している親たちと。そういう苦労やら苦労話やらいろいろ話し合いをされたことありますか、教育委員会として。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  これまで、くろしお支援学校に児童生徒を出している保護者の方との意見交換というのはしておりません。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  くろしお支援に行ってる親と話し合いもしないでですよ、教育委員会が勝手に決めてるわけですがね。私たちが議会で行ったときなんか、前の市長やら行ったときは、福島高校に分校としてつくりましょうかと、串間市は北方中学校がもうあいてますので、北方中学校どうですかという提案をしてるんですよ。前の飛田教育長なんかも、前向きに検討しましょうという返事をいただいてるんですよ。その返事をいただいてるから、その辺でやっぱり陳情要望していかないと崩れてくるわけですがね。  私たちもその支援学校に通っている親とも1回話はしましたよ。福島高校にそういう分校はできれば大変助かりますと、子供が病気になっても近くてすぐ帰って病院に連れていきます。日南まで行って往復2時間ですよ、迎えにいってからは。福島高校やったら近くやったら10分で行けますがね。病院は市立病院があります。そういうことを考えてから、やっぱり教育委員会も行動してもらわんと、要望してもらわんと、バスを1台ふやしたから、それじゃだめですがね。どんなですか、その辺は。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  特別支援学校に通っている児童生徒の保護者に対しましては、今後ともそういった意見等を集約していきたいというふうに思っております。  また、高校内に高等部の設置については、調査研究をこれまでに同時に調査研究を行っていくこととしておりまして、段階的に進めていくことが大事であるというふうに理解をしておりますので、このような方針としたところでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  市長が去年の9月の市長答弁で支援学校の誘致に対しては、要望していくという市長が答弁されてるんですよ。それからもう何も私たちになくて、議会開会日にああいう資料渡されたわけですがね、こういう資料を。だからそれも前向きに教育長どうですか、教育長、答弁がないですが。 ○教育長(吉松俊彦君)  ありがとうございます。  課長のほうが何度も申しましたけれども、現段階として高等部設置等について断念しているわけではございません。今後も高等部設置につきましては進めていきたいというふうに考えております。やはり特別支援教育に関しては大事なことですので、決して見過ごすことなく、今後も誠実に心を込めて取り組んでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  ちゃんとしてまた話し合いとかいろいろしていってもらいたいと思います。また、12月いろいろ聞く場があると思います。また聞きます。  それと、私は毎回言ってるんですが、蔵元橋の進捗はどうなってますか。都市建設課の会議、内容、それと7月に県土整備部の陳情に要望活動されてますけれども、その県土木の返答はどうやったか。それと、このときに教育委員会は一緒に行ってるんですか。要望活動は、どんなですか。 ○都市建設課長(矢野 清君)  お答えいたします。  蔵元橋の歩道設置についてのお尋ねでございました。今年度におきましては、7月16日に市長をはじめ市議会、各種団体の方々に参加していただき、県土整備部長に対して、国道448号早期整備要望活動の中で要望を行ったところでございます。現在県におかれましては、都市計画道路である蔵元橋の都市計画決定変更の取り組みと同時に、交通安全対策事業の事業化に向け取り組んでいただいております。議員御指摘のとおり、失礼いたしました。  市としましても、今後通行を利用される方の安全確保のため、今後も引き続き県と連携を図り、事業化に向けた要望活動を継続的に行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  蔵元橋の歩道設置につきましては、7月16日に市長をはじめ要望活動を行っておりますけれども、この日は私は参加できなかったところであります。今後も市長含め、引き続き要望活動を行ってまいりたいと思いますので、また私も参加していきたいと思っております。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  いや、教育委員会はこの要望活動に行くことを知ってましたか。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  後日、この要望活動についてお聞きしたところであります。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  答弁になってないですがね。後日と、そういう答弁がありますか。そのとき要望活動行くと知らなかったんでしょう。後日知ったんですか。自分から、都市建設課やら市長に、蔵元橋がいつも問題になってますから要望活動はいついつ行きますかとか、そういう話はしたことないんですか。課長会なんかも出ないんですか、そういう話は。全く機能してないですがね、課長会もみんな。大事なことですがね、これは。前から何年かかってますか、これはもう、蔵元橋の歩道整備は。県土木がちょっと待ってください、待ってくださいですがね、答弁は。都市建設課長もですよ。前向きに全然進んでないですがね、これは。県ができないときは、もうまた国に頼むとか、予算をですね、全然進んでないですがね、28年度とか行ったときは、知事さんはもうちょっと待ってくださいという返事を、私はもらってるんですよ。和田河原橋を迂回路にしてくださいという返事はもらってるんですよ。全然進んでない。あなたたちはあそこを通ったときに、危ないと思わんとですか。どんなですか。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  蔵元橋の歩道設置につきましては、都市建設課と協議をしまして、歩道の改善について今後も引き続き要望を行ってまいりたいと思っておりますけれども、6月中旬に県の土木事務所長が市役所に訪問されるということがありましたので、市長にはその当時、蔵元橋についてぜひ話題に上げてほしいというお願いをしたところです。  また、6月の後半に、福島高校再編の調査で県議会議員の方が6名来られましたので、そのときにも意見交換の場で、その蔵元橋についてこういった状況でありますということをお伝えしたことがございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  早急に要望活動を早く、一日も早く工事が始まるように要望活動してもらいたいと思います。  それとスクールバス運行に対して当初計画はどうあったんですか。いろいろ変わってきてますけれども、車庫の問題、今まで車庫はどっか指定管理者がつくるとか、事務所もつくるとか言っておられましたけれども、いつ変わったんですか。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  串間中学校スクールバス車庫設置の件につきましては、本年度の予算において大型バス2台分のスクールバス車庫設置工事費807万円を予算措置をしてございます。昨年の11月からスクールバスの車庫及び中学校の駐輪場について協議をしておりまして、太陽光発電設備つきカーポートを提供していただく企業より提案をいただいたところでございます。その企業が設置については負担をしまして、会社が全額負担をしまして、その太陽光発電の売電利益でその設置費を賄うという計画でございます。  昨年度の設置計画では大型バス2台分、全部で6台ありますけれども、大型バス2台分が車庫におさまらないということでございました。本年度になりまして実施設計を企業がする中で、高さ等の問題が解消したり、電気の配線の設備の関係が解消したことで、大型バス2台分を含めた車庫の設計が可能ということになりましたので、設置工事につきまして今月下旬から着工する予定としております。  したがいまして、大型バス2台分については、企業より無償で設置することとなる予定となりましたので、本年度の予算は未執行とする予定でございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  だから、最初の計画はどう変わったんですかと言ってますがね。もう何年たちますか。これは運行管理業務委託、車庫の問題、屋根、事務所の問題いろいろありましたがね、この解決はどうしてるんですか。事務所はあそこにプレハブが建ってるだけで、机やらいろいろ休憩所あるんですか。議会で言うたことちゃんとせないかんわ。ないがね、何も。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  串間中学校のスクールバスの業務委託にかかわることについてですが、平成29年3月から3年間の業務委託をしております。その業務委託の確認書の締結を行っておりますけれども、3つございまして、1つ目が試運転時のスクールバスの対応をすること、それからバスの駐車場は中学校敷地内とするということの確認、これは当分の間というふうになっております。  それから、待機所の土地について賃貸をするという、これも当分の間なんですけれども、目的外使用で行いますという確認書を取り交わしているところでございます。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  最初から運動場に駐車場をつくるという話でしたか。じゃなかったでしょうが、土地を借りて駐車場をつくる、事務所もつくるという話だったですがね。申し合わせはいつしてるんですか、それは。事務所は誰かいて、毎日、休憩所はありますか、休憩所やら。道路運送法やらちゃんと基準に沿ってるんですか。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  スクールバスにつきましては、条件としまして、道路運送法の旅客自動車運送事業の許可を受けている団体ということで条件をつけております。今回スクールバスにつきましては、有償バスではありませんので、緑ナンバーではございません。白バスの事業ということでございます。  したがいまして、その道路、休憩所等のそういう設備は必要がないというふうに認識をしております。現在置いておりますその事務所といいますか、事務所ではないんですけれども、そこでは、毎回そのバスに乗る際のアルコールチェック、それから体調の管理のチェック、それから免許証の有効期限、それから免許証の携帯状況、そういったのをチェックする場所としてそういった場所を設けているというふうに聞いております。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  休憩所設ける必要がない。いろいろありましたけれども、そしたら、最初契約書、最初決めた議事録を出してください。
    学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  平成29年度の3年間の債務負担行為時に予算額を計上しましたけれども、その際には、1日7.75時間という時間の勤務時間を想定して債務負担行為を計上しておりました。プロポーザルにかけるときには7.75時間、1日間運転手を拘束する必要がないということに伴いまして、1日当たりその時間を運行時間とその点検時間に絞ったところでございます。そのため、そのような運行形態になったところでございます。  以上でございます。 ○議長(中村利春君)  しばらく休憩します。  (午後 0時02分休憩)  (午後 0時03分開議) ○議長(中村利春君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  昼食のためしばらく休憩いたします。  (午後 0時03分休憩)  (午後 1時16分開議) ○議長(中村利春君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○学校政策課長(増田 仁君)  大変申しわけございませんでした。  先ほどスクールバスの件についての御質問でした。スクールバスの駐車場や運転手の待機所が事業者におきまして確保できておらず、当面は中学校の敷地を利用しておりますが、これにつきましては暫定的なものでありまして、今後、よりよいものとして事業者と十分協議してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○11番(岩下幸良君)  やっぱり一般質問で聞かれて答弁します。答弁したことはちゃんと、次のときはもう変更になるとか、1年たったら変更になる、そういうことはないように各担当課長やってもらいたいと思います。  これで終わります。 ○議長(中村利春君)  以上で11番岩下幸良議員の質問を終わります。  次に、9番瀬尾俊郎議員の発言を許します。9番瀬尾俊郎議員。 ○9番(瀬尾俊郎君)  (登壇)本日最後の質問者となりました瀬尾です。2日目の質問となりますと同僚議員と同じような質問になろうかと思いますが、私は私なりに質問してまいります。特に観光振興については力を入れて質問をいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。  空港から1時間半、高速道路もありません。県の端っこにあって、少子高齢化が進む人口1万8,000人足らずの何もない市が串間市です。自然豊かな環境といいますけれども、何もないことの印象だと思います。幸いなことに天然記念物の野生馬、ソテツ、文化財に登録された都井岬灯台、芋を洗う野生猿の幸島、サーフィンスポットの恋ヶ浦など、ほかに負けないくらいの観光スポットは存在していると思っております。道の駅、温泉、都井岬と計画が進んでいるようですが、かねてからのジオパークこそ、エコツーリズムの推進など横の連携をとって取り組んでいっているのか、どの程度の進捗が事実としてあるのか、私たち市民の目には見えていないような気がします。  多額の予算をかけて完成しても、それが次世代への負の財産になる懸念が強いという声が聞こえます。それではいけないと思います。私たち市民一人一人にこれからの計画に参加して、支えていく義務があると思うのです。傍観者ではいけません。道の駅も温泉も一人一人が経営者たる視点での協力が必要になると考えます。幕は切って落とされました。よりよい方向へと串間の未来を切り開くために、行政、議会、市民一人一人の心からの協力、支援をぜひ培っていきたい。  また、そうできるようにプロジェクトの細やかな発信をぜひ担当課にお願いしたいと思っております。串間市民が自分の住んでいるこの串間市には、ほかのところに世界に誇れる自慢ができる道の駅が、温泉が、エコツーリズム事業が、ジオパークがあるんだと思えるような意気込みで取り組んでいただきたいと思っております。  かじをとっていくのは市長、市職員の皆さんになるわけですから、市民を巻き込んで取り組んでいくんだというような考えとかはお持ちでないでしょうか。何のものでも地元が盛り上がっていかないと成功につながっていかないのではないでしょうか。  市長に伺います。これからの串間市の観光についての考えは、どのような発想を持って推し進められていかれるのか、また道の駅は串間市にとって特別な事業であります。新規に取り組む一世一代の事業と考えます。この道の駅をどのようにして生かしていかれるのかお尋ねいたします。  ところで、最近防災無線で子供たちの下校のお知らせなどを流しているようです。年のせいかちょっと聞きづらい感じがしますが、思いがあります。とてもいい情報発信だと思っております。もっと多岐にわたってお知らせ、広報もやっていいのではないかと思っております。回覧板などで回ってくる行事とイベントの情報など利用できないものかと思っております。  これで壇上からの質問を終わり、あとは質問席より行います。(降壇) ○市長(島田俊光君)  (登壇)お答えいたします。  観光振興につきましては、本市地方創生の核であります都井岬の再興が最優先の課題であると認識をいたしております。今年度都井岬観光交流館を整備し、観光地としてのおもてなし、軽食、物販等の提供による交流、滞在人口の増加を図るための取り組みを進めているところでございます。観光交流館整備後の都井岬再開発につきましては、まず誘客宣伝、イベント、人財育成とソフト事業の充実にしっかりと取り組むことが重要であります。  また、残る市有地につきましては、当初から掲げておりますアウトドアリゾートという再開発の方向性に軸足を置き、引き続き民間活力の誘致も視野に入れながら、取り組みが必要であると思っております。再開発に当たりましては、都井岬の自然を阻害することなくエコツーリズムを生かした幅広い層の皆様に満足いただける環境整備、時代のニーズに対応した観光づくりに鋭意取り組んでまいりたいと存じます。  また、長期視点でございますが、長期的な道の駅の活用についてのお尋ねでございます。議員御案内のとおり、多くの道の駅にありますように、本市においても独自の食の提供及び農産物のPR拠点として活用していきます。加えて、まちなかの道の駅の特性を最大限に生かし、コミュニティバスを主とする交通の拠点機能や子育て支援機能など、生活の一部として利用しやすい環境を充実させ、将来的には公共手続等の機能を徐々に充実させていきながら、市民をはじめ市外の利用者に対してワンストップ化を図れる道の駅を目指していきたいと考えております。  また、東九州自動車道の開通を見据え、仮称でありますが、串間インターチェンジから立ち寄っていただけるように、関係機関の協力を得ながら情報発信に努め、道の駅から市内観光地へ周遊させる観光のハブ機能の充実も、オープン後から徐々に図っていきたいと考えております。あと、これについても各議員の御協力をお願いするところでございます。  以上終わりまして、あとの質問につきましては各課長にさせます。よろしくお願いします。(降壇) ○9番(瀬尾俊郎君)  ありがとうございます。  本当串間市の考える市長の思いというのはずっと伝わっております。ただ、先ほども言いましたように、市民が一丸となって協力体制を行わなければ、この串間市は衰退していくんではないかと。ただ、市長、行政にばかり、市のやり方ばかりをやっていっても、これはもう絶対無理だと、体制はやっぱり総ぐるみです。私はそう思っております。だから、議会もともにあって、それをやっていくというのが私たち議員の役目ではないかと考えておりますので、今後ともぜひよろしくお願いしたいと思います。  観光については次で行いますので、農林振興について先に質問させていただきます。  串間市内の農用地において、排水路の管理というのが物すごく行き届いてないというのが実情です。このことに対して対策などはどうやられて対応されているのか、今からどういうふうなことを行っていくのかお聞きいたします。 ○農地水産林政課長(吉国保信君)  お答えいたします。  排水路の維持管理につきましては、原則地元水利組合及び多面的機能支払制度事業の組織で対応していただいているところでございます。しかしながら、組織等がなく、農業者の担い手不足や高齢化の地区については維持管理に苦慮されておりますので、現地状況等を把握した上で、機械等のリース代を助成する生産基盤支援対策事業を活用することで、適正な維持管理に努めていただいているところでございます。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  やっぱりこの維持管理というのが、なかなか地域にとって大変なんですよね。もう農業関係者が少なくなって、本当にする人がいない。やはり排水路は用水ですか。用水のほうが必要です。やっぱり田んぼつくっておられる方、草刈りとか溝掃除とか、これは軽微な尽力でできるんですけれども、やはり排水路となると、土砂とか台風災害とかで土砂が流れ込んだりということで、本当に1メートル近く、側溝よりか1メートル近く上がってしまってるんですよね。それを手でやれと言ったら、もういません。本当に高齢者がもう本当の部分が高齢者です。その中で50代、60代というのがなかなかいませんので、私たちの地区は地区民総ぐるみでもう出ます。排水路までは途中までです。用水はそういう草刈りとか、地区民で全部お願いしてやるんですけれども、これが私たちの地区だけならば、そういうふうにできるんですが、ここ串間市全体を見ますと、それは相当な尽力、動力が要るんじゃないかと思うんですけれども、これについてはどういうふうな対策をとられていくのか、お聞きいたします。 ○農地水産林政課長(吉国保信君)  お答えいたします。  市内にある水路の維持管理につきましては、水路断面もさまざまで、水路勾配も確保されないほど土砂が堆積している箇所が数多くあると考えられます。基本的には、地元等の行う維持管理で対応してもらいますが、堆積土砂の量や現地条件によって各水利組合や土地改良区では対応できない箇所につきましては、市の工事で行う生産基盤支援対策事業にて取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  維持管理、生産基盤対策事業を活用ということですので、今後そういう市民、農業関係者いろいろ地区の堆積する土砂などの取るのに対しては、行政がタッチしてくれると、そういう支援事業なんかを使ってやってくれるということで理解してよろしいでしょうか。  次に、商工観光についてお伺いいたします。  先ほども述べましたけれども、東九州道の事業化についていろいろ温泉から都井岬ということで、計画も進んでいるわけです。市長も先ほど答弁してもらったんですけれども、この中でやっぱり関連づけというのが、宿泊施設とかそういう事業を行うのにやはりお金を落とす工面、本当に観光客が来てお金を落とさない限りは、幾ら事業を行っても、事業にお金を使ってもなかなか採算がとれないと思うんです。私はやはりお金を落とす工面をしたほうがいいんじゃないかと思うんですけれども、担当課としてはどのような考え方でおられるのか。 ○商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君)  お答えします。  各施設間の連携につきましては、施設ごとの特性を生かしたサービス提供により、多様なニーズへの対応が可能となりますことから、国内はもちろんインバウンド対策を図る上でも効果を発揮できる体制が整うものと考えております。  今後、都井岬観光交流館、串間温泉いこいの里、まちなかの道の駅のほか既存の観光施設が密に情報共有できる仕組みづくりを行い、観光誘客による効果を点から線に、線から面に波及させたいと考えております。今後、各種そういったようなことができる取り組みというのを各施設の指定管理者もしくは観光事業者、観光物産協会等の関係団体と協議、連携して前向きに取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○9番(瀬尾俊郎君)  お金を落とすということはですね、やはり串間市に来られると、観光客、やっぱり市民総ぐるみでやると言われれば、市民もやっぱりそういうお金を落としていくというような形になるんですけれども、都井岬に来ると、今回温泉もできます。割引券を配るとか、市内に日南のほうに行かれれば、もうしょうがないんですけれども、こっちに串間市内のほうに帰ってこられれば、飲食店等の割引券等なんかを配布というか、配って、それはまあそれなりのお金がかかると思うんですけれども、そういう対策をとって、いかに串間市に足を延ばすというか、そういう形をとりたいと思うんですよ。だから観光客にしろ串間市民にしろ、やっぱりそういう割引券等をやると串間市にお金が落ちるということで、私はそう思うんですけれども、そこあたりの考えというのは担当課としてはどうでしょうか。 ○商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君)  お答えします。  今御提案のありました割引プラン等につきましては、これまでも温泉とゴルフ場の間で割引券を配布するというような形で、相互協力などを行ってまいりました。今後は都井岬の新しい施設、それから温泉と、それから道の駅というような形でできますので、この幅を広げるといいますか、そういった形で各施設の関係者と十分協議をして、前向きに取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○9番(瀬尾俊郎君)  よろしくお願いいたします。  それと、やはりこの観光で人を呼び込むというのでメインとしては今回事業化になった道の駅なんですけれども、これはどんどん進んでいるわけです。解体も進み、もう見えてきております。しかし、これをどのようにして利用活用していくのか、道の駅を利用、活用していくのか。串間市も高齢化になって進んでいるわけですけれども、高齢者対策として道の駅に寄ってもらうと、憩いの場所に高齢者に来てもらうというような形をとると、また違う方向で盛り上がるんじゃないかなと思います。  そこで、よかバスの利用、活用、今までのダイヤがこうして回っているわけですけれども、それをよかバス中心になっていくというのはできないものか。  それとなると、やっぱり外から中に入ってくるというような形になるわけですけれども、そこあたりはどういう考えがあるかお願いします。 ○総合政策課長(江藤功次君)  お答えいたします。  道の駅開業後につきましては、道の駅も本市の重要な交通結節点といいますか、目的地の一つになると考えております。そのため、現在14路線にて運行しておりますよかバスにつきましても、全ての路線において道の駅を経由するようダイヤ改正を行う予定でありまして、今後も、交通弱者の移動手段の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上であります。 ○9番(瀬尾俊郎君)  どうかよろしくお願いしたいと思います。やっぱりそういう方向性を見出して、やはり中心市街地のほうに足を運んでもらうというような考え方をお願いしたいと思います。  それと、都井岬、先ほども都井岬のことをメインとして言っておりますけれども、岬はアベックの行くところですか。それとも観光客が車でぱっと素通りするところなんですか。それとも家族連れが来て何かをするところなんですか。その3つとしてどう考えているのか。ただ、岬に来て素通りで帰って、風力発電見て帰るとか、それじゃつまらないと思うんですね。  私はやっぱりこの前火まつりに行って、柱に縄がつってあるんですけれども、あそこで雨降り子供たちがばんばん遊んでるんですよ。あれを見たときに、子供は想像力がありますので、遊び方を何でも遊びます。だから自然が体験できるようなアスレチック等の場所の提供とか、それはもうただですよね。市がつくってそういうアスレチックなんかつくればもうただなんですけれども、先ほどお金を落とす工面をしてくださいということですので、アスレサーキットというのがあるんですよ。これも調べたんですけれども、ロープでわたるんですけれども、今のトイレ休憩場から岬の灯台までどのくらいの高低差がありますか。わかります。それによってアスレサーキットなんかできるんじゃないかと思うんですね。これはもう私の考えですけれども、お金を取っていく、子供たちから、子供たちから取ったらいけないんですが、親から取ります。  それでアスレチックとか何かメインになるような日本一のつり橋、あのつり橋も真ん中だけ板が2枚あって風が抜けるようなつり橋があるそうです。それを岬まで、灯台までやるとどげやろかいとか、そういう構想です。私の思ってることなんですけれども、それかロープウェイを使って、あそこから渡って景色をながめるというような、そういう自分の思いですけれども、それが実現すると、またこれは串間市の都井岬というところはいいなという感じが出てくるんじゃないかなと考えております。これはいろいろですね、考えているところですので、そういうことの考え方というか、遊ぶところの構想というのは担当課としてはどういうような考えがあるのか伺います。 ○商工観光スポーツランド推進課長(高橋一哉君)  お答えします。  都井岬においていろいろなアクティビティといいますか、遊具等を設置、整備してはどうかというような御提言かというふうに考えております。観光客の滞在時間の延長ということ、それからまた、お金を落とす仕組みづくりということにおきましては、そういったような部分も今後検討して、どういった形で都井岬に魅力を感じていただいて、なおかつ長い時間滞在していただけるかということを、しっかりと今後つくり込んでいく必要があるかなというふうに思っております。  それとあわせて、先ほども市長からも答弁がありましたように、ソフト事業の充実というのも並行して取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  よろしくお願いしたいと思います。  でも、もう今回やはり高松のキャンプ場、道の駅、温泉とか都井岬とか、これは市長が考えておられる構想の中の一環だと思うんですね。この串間市の滞在、観光客を呼び込むということで、この受け入れ体制というのはある程度通ってると思うんですよ。こういう串間市に呼び込むという受け入れ体制は串間市がもう持っておられると思うんですが、これを生かすために、今先ほど言われたソフト事業、特にイベント等の広報宣伝ですよ。  先ほども市長も広報宣伝と言われました。これが一番重要だと思うんですね。やはり串間市をアピールするため宣伝、私は前から言ってます。予算をつけてくださいと、予算をつけて串間市をアピールしてくださいということをずっと言ってきてるんですよ。これは、市の全体的なプロモーションというのを担当してるのは総務課ですよね。だと思うんですよ。だから、それの全体的なものを今度は総合政策課はまとめるわけでしょう。まとめてこのお金を財務課から取るわけじゃないですか、と思うんですよ。それじゃないですかね。じゃないですか。どうですか。 ○総合政策課長(江藤功次君)  今議員から言われましたそのシティプロモーションといいますか、広報宣伝につきましては、総務課のほうでも広報誌等の情報発信、それから総合政策課においてはSNSとか、そういった情報通信も活用した広報活動に取り組んでいるところであります。最終的には、全庁的な取り組みの中で、そういう広報宣伝のほうに、情報発信のほうに力を入れていくところとしておりますので、今後も今御指摘のあった点については、毎回議会ごとでも言われておりますので、とくと肝に銘じて情報発信をしていきたいと考えております。 ○9番(瀬尾俊郎君)  この情報発信、宣伝というのはお金がかかると思うんですね。なかなか、そこで全体的にこのプロモーションを考えるに当たっては、総務課がそういう全体を仕切るわけですね、じゃないんですか。 ○総務課長(塔尾勝美君)  役所から広報というのは、毎回市報等を通してやるのは総務課なんですけれども、あと広報広聴という関係で、全体的なまた市のそういうPRプロモーションについては全庁的にまた協議をしていきながら組み立てていくと。宣伝等についても、今各課で必要とする宣伝についてはそれぞれ予算措置をしていると思うんですけれども、それをまた全体でこうしていくというような議員からの御指摘、考え方はやっぱり私も思っておりますが、一番大事で串間市でちょっと弱いところがこの情報発信という認識はありますので、そこに向けて、全庁的にいろいろな施設が今後でき上がっていきますので、今もう一度再構築して、またPRに全庁的に努めていきたいというふうに思っております。 ○9番(瀬尾俊郎君)  予算も伴うということでございますが、ただ私が思うのは、やはりこういう企画、担当課からやっぱりこういうふうにやりたいと思いがあると思うんですよ。どこの課でもそうだと思います。総務課全体的ものを総務課に持っていくわけですから、水道事業なら水道事業、土木事業なら土木事業、観光なら観光というようなものが全部上のほうに上がってくるわけですよね。それをこれは必要でない、これは必要だというのは、やっぱり全庁的な考え方でまとめておられるわけやから、これ一番必要でないかというのは、私は串間をアピールするのはもうPR活動しかないと思うんですよ。そう思いませんか。市長どげですか。やっぱりPRですよ。PRをしなければ落ちるお金も落ちない。お金を使って施設をつくっても、落ちなければ何もならんというのが目に見えるんですよ。だから本当、やはりそこの観光を重視したPR活動を私は行うべきではないかと思うんですよ。市長、何かあればお願いします。 ○市長(島田俊光君)  ありがとうございます。  串間の観光に真摯に議員取り組んでいただきますことに心から感謝申し上げます。言われるように、今串間のほうでもいろいろとホームページの更新とか、あるいはまた各課ごとのイベントに対するSNSでの発信とか、そういうものを今度また掲げていきたいと思っております。  また、都井岬は宮崎県全体で含めた特殊な観光地でございますので、今度できた、仮称でありますが交流センターの中で、そこでアウトドアをするような観光地と、今議員が言われた子供たちとの触れ合いの場所とかいうものをやはり考案しておりますので、この後また、少しずつ提案するものについては、議員の御指導あるいはまたこの計画、企画を進めていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いします。  以上です。 ○9番(瀬尾俊郎君)  今言われたような口コミとかSNSなんかをいろいろ幅広く使ってもらって、広告宣伝やらイベントをしっかり考えてほしいと考えております。やはりお金はかけるときにしっかり金をかけなければ、何もならんと思うとですよ。ほかの自治体なんかも、やはりお金をかけてそういう宣伝をやっておりますよ。だから、そういう串間市ならではの宣伝、イベント、そういうのに力を注いでもらって、積極的に対応していただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。  次に、教育行政についてお伺いいたします。  小中学校の道徳の時間というのは、取り入れておられるのかお伺いいたします。 ○教育長(吉松俊彦君)  小中学校におきましては、昨年度小学校で、本年度から中学におきまして、特別の教科、道徳が完全実施をされております。従来との違いなんですが、教科となったことであり、道徳教育は全ての教育活動を通して行えることから、特別の教科ということになっております。この経緯につきましては、より一層いじめ問題の未然防止に資するに当たり、小学校、中学校の教科書では、定期的にいじめを題材とした内容を学ぶように単元が配置されております。  また、従来の心情理解に偏った指導方法を改め、考え、議論する学習や体験的な学習を導入するなど、児童生徒が自分のこととして深く考え、友達とともに問題を解決していく指導方法を重視するようになっております。  さらに、指導要領や通知表で道徳性に関する評価が実施されることとなり、家庭との連携を図ったり、児童生徒の道徳性の育成環境が整備されたと考えております。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  ありがとうございます。  昔の道徳というのは、人を傷つけないような教えがありました。傷つけない、痛みを相手に痛みを与えないというような道徳もやっておられました。人を思う、相手を思う、そういう道徳の流れもありました。  だから、今教育長が言われたような対策をとっていけば、子供たちもそういうふうな流れになっていくんだと思うんですけれども、まれにやはり違う方向に走る子供たちもおると思うんですよ。だから、やっぱりそういう道徳の時間というのは徹底してやってもらいたいというのが私もですけれども、皆さんの考えじゃないかなと。ただ、子供を学校にやって、それだけじゃ済まないわけですよね。教育方針もいろいろあろうかと思いますけれども、やはり人に危害を加えない、痛みをやらない、そういうやっぱり道徳の精神でないと、前にどんどん進まないんじゃないかなと考えております。答弁された教育長の言葉を信じて、やっぱりそういう流れをつくってもらいたいと考えております。本当にありがとうございます。  あと、郷土愛を培うような具体的な教育委員会としての取り組みというのは、なされているのかをお伺いいたします。 ○教育長(吉松俊彦君)  ありがとうございます。  平成21年度から、子供たちはくしま学を学び始めております。この約10年間で串間の児童生徒の郷土愛は確実に育成されていると感じております。現在の福島高校の生徒は、小中学校でくしま学を学んだ世代でありますが、福島高校の校長先生からは、生徒たちは本当に串間が好きで、地域からのさまざまな要望に対して積極的に取り組んでいるという話をたびたび聞いております。  そのくしま学ですが、これからの未来予測困難時代に対応するため、児童生徒に課題解決能力や現実社会への対応能力を育成することをねらいとして、従来の特産物や観光物の内容を残しつつ、串間市の課題解決や活性化を考えていく内容を新たに取り入れていく予定です。具体的には、高速道路や自然エネルギー、防災、道の駅など、これからの串間市の発展につながる内容であり、どのような時代を迎えようが、郷土串間を愛し、誇りに思う児童生徒の育成に努めてまいります。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  本当にくしま学というものは幅広く教えをなしていると思います。本当に頭のさがる思いですけれども、やはりこの中に串間市歌ですか、これを私は普及してもらいたいと思うんですよね。前回も前々回も言いました。串間、ここで歌を歌いませんでしたけれども、やはりいい歌ですので、どうか普及に向けて取り組んでいく必要があるんじゃないかと思うんですが、そこあたりはどうでしょうか。 ○教育長(吉松俊彦君)  昭和45年に制定されました串間市歌は、半世紀にわたり串間市民の皆様に慕われ、私も時折口ずさむことがあります。そのような市歌ですが、現在3校の小学校で日常的に取り扱ってるのが現状です。朝の会で歌う月の歌で取り扱ったり、朝の放送開始に向けて、あわせて毎日流すなどの取り組みをしております。特に毎日流している学校では、児童、教職員が鼻唄まじりに口ずさむ姿が見られるという報告を受けております。郷土串間を代表する歌でありますので、今後は朝の放送で流す、儀式で取り扱う、月の歌や音楽大会、陸上教室等の市の行事で歌う機会を設定するなど、児童生徒の郷土愛の育成を図るために学校と協力して普及に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  ぜひ普及に努めてもらいたいと思います。これは本当に先ほども言いましたけれども、いい歌ですよ。私も口ずさむような感じですので、3校ということでしたので、全校にできるような形をとってもらって普及に努めてもらいたいと思います。  それとですね、串間中学校の自転車通学等の防犯灯の設置のことがあるんですけれども、これは通学路に対しては全部防犯灯というのはできてるわけですか、市内。
    学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  各通学路における防犯灯の整備状況につきましては、平成29年度で17基、平成30年度で9基設置しており、全体で330基設置している状況でございます。  また、本年度につきましては、穂佐ヶ原から桂原までの通学路にて7基設置予定としており、現在申請をしているところでございます。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  徐々にそういう防犯灯の設置というのは、もう今計画でずっとやっていかれるということですね。  それと、高校から和田河原橋羽ヶ瀬線ですけれども、この街灯が少ないんですね。それはその計画の中に入ってますかね。伺います。 ○学校政策課長(増田 仁君)  お答えします。  今御紹介にありました福島高校から羽ヶ瀬地区までの和田河原橋の直線でございますが、現地を確認しておりますが、線路下の交差点から和田河原橋までの距離が長いこと、また電柱がないことなどを踏まえ、設置に向け計画をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  お願いしたいと思います。もう本当ですね、川、堤防沿いとかもう本当危険というか、そういうのが多発するんではないかという考えのもとで、やはり思っておりますので、やはり暗やみに引っ張られたりとかですね、そうなるともう手のつけようもないという感じになります。犯行的なものが出てくるんじゃないかなと思っておりますので、今後ともやっぱりそういう方向性で計画を入れてもらいたいと思います。  次に、視覚障害者の支援についてなんですけれども、この視覚障害者は、串間市にどの程度の人がおられるのか伺いたいと思いますが。 ○福祉事務所長(野辺幸治君)  お答えします。  串間市内における視覚障害者の人数でありますが、身体障害者手帳においては、一番重度である1級から軽度である7級までの区分があり、令和元年8月末現在で、視覚障害は1級から6級まで96名の方が手帳を所持しておられます。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  やっぱり数は多いですね、やはり私の知ってる方がやはり視覚障害者なんですけれども、なかなか自分の力では散歩にも行けないというような状態の人もおられます。今聞いたのは、どのくらいおられるのかと尋ねたんですけれども、やはり相当な数の人がそういう病名を持っておられるということが、大変だなと考えております。そういう視覚障害者に対して、盲導犬あたりの必要な方というのはおられるのか、盲導犬を串間市内で持っておられる方というのはおられるわけですかね。 ○福祉事務所長(野辺幸治君)  お答えします。  盲導犬の必要な人につきましては、宮崎県身体障害者補助犬給付要綱で盲導犬給付の対象者が障害者1級の身体障害者手帳の交付を受けている方、またはこれに準ずる方と定められており、串間市内におきましては、40名程度の方が該当いたします。  また、盲導犬を希望されている方におきましては、盲導犬給付の案内を7月1日に行政連絡文書にて各世帯に配布するとともに、市公式サイトにおいても周知を行ったところですが、現在のところ希望者はございませんでした。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  寂しいですね、希望がないというのは。それに対しては、やはり訓練とか一緒になってこうして、こうしてというとおかしいんですが、一緒になってしないと盲導犬が使えないというのもあろうかと思います。そういう盲導犬を希望するにしても、なかなかできないんじゃないかなと思うんですけれども、そこのあたりはどういうふうな把握というか、盲導犬を希望すればどんなことをしなくてはいけないのかは、わかりますかね。 ○福祉事務所長(野辺幸治君)  お答えします。  盲導犬の給付についてでございますが、宮崎県が実施主体となっており、手続の流れといたしまして、市を経由して県が申請受け付けし、その後、県の委託機関であります補助犬協会等において、さっきありましたように1カ月程度の訓練を受け、訓練終了後に補助犬協会等から給付または対応があり、10年間で引退となるところでございます。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  1カ月の訓練というと、なかなか希望者もいないというのは実情でしょうと思います。一応盲導犬が給付となった場合に、やはりこの盲導犬というのはもう有料か無料かということと、犬のえさ代とか要りますよね。そういうのはどういうふうな感じになるのか伺います。 ○福祉事務所長(野辺幸治君)  盲導犬の給付についての費用に関しては、盲導犬自体やハーネス等の附属品に対しての負担はないところでございます。また、給付または貸与後のえさ代等の管理費や盲導犬の医療費において、飼い主の個人負担となり、個人負担に対しての補助等においては、宮崎県に確認した結果、実施してないというところでございます。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  もし、そういう障害者、視覚障害者あたりが串間市におられる、90人近くもおられるということですので、仮に盲導犬が必要な方がおられたときには、やっぱり独自のこのえさ代とかそういう個人負担がかかると、なかなかもうそういうのも盲導犬も手に入れにくいというのもあると思うので、独自な、もしあれば独自のやっぱり調整してもらうのが一番いいのかなと思いますので、今後そういう事例があればお願いしたいと考えております。  次に、地域活性化についてお伺いいたします。  屋治地区の急傾斜取り組みの進捗状況をお伺いいたします。 ○都市建設課長(矢野 清君)  お答えいたします。  急傾斜地崩壊対策事業といたしまして、現在本城、中千野地区を平成27年度から年次的に取り組んでいるところでございますが、現在の進捗状況から、完了予定は令和2年度を予定しているところでございます。屋治地区につきましては、県への要望を継続して行うなど早期事業化に向け取り組んでまいります。  以上でございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  この屋治地区の急傾斜については、もう前々から質問等でやってきております。そういう流れで千野地区の事業がやられて、今後災害はいつ来るかわからないということもありますので、早急な対応をお願いしたいと思います。いろいろ事業の内容が積み重なっていると、なかなかそこまで行き届かないというのもあると思いますけれども、ぜひ早目の対応ということをお願いしたいと思います。  次に、地域連携組織について伺います。  6番議員の質疑でもある程度理解をしたんですけれども、北方地区の中で連携組織の会合とか話し合いとか、こういう場所の提供、その人たちはどこで、そういう連携組織の会合などをやっておられるのか、また公民館等なのか、それとも会長宅なのか、そこあたりはわかりますか。 ○総合政策課長(江藤功次君)  お答えいたします。  現在におきましては、会長宅あるいは農村環境改善センター等を利用されているところでございます。 ○9番(瀬尾俊郎君)  今、改善センターということですよね。改善センターは北方地区の一番の中央にあるところなんですよ。だから、利用するときにもやっぱり改善センターを利用されたり、スポーツ面でもそこになるというような感じになるんですけれども、やはり、北方地区にそういう話し合いができるような場所というのが一番必要だと思うんです。これをやっぱり支所的な寄り合い場所、支所的な寄り合い場所ができないものか、お伺いいたします。 ○総務課長(塔尾勝美君)  お答えいたします。  北方地区への支所の設置についてのお尋ねであったかと思います。そのことにつきましては、現時点ではもう非常に厳しい状況であるというふうに考えております。  以上です。 ○9番(瀬尾俊郎君)  もう何年、これに関しては言い続けておりますので、いつかは計画の中に入れてください。市長、この前も3月議会でもそう言いました。よろしくお願いしたいと思います。  あと、北方地区のことばっかりになるんですけれども、災害時における避難場所は、北方中学校なんです。北方中学校が避難場所ですので、北方中学校に一応避難通告は出なくてもそっちに行くのかな、行かない人も多くいるんですけれども、北方中学校に避難してくださいというのは今までありません。ありませんので、そこには行かないと思うんですけれども、勘違いされる人は、中学校が避難場所だということで中学校に行かれる方もおられたと聞きますので、そこあたりは徹底して、避難場所の設置等は考えてもらいたいと考えております。北方中学校にそういう流れがないとなれば、備蓄なんかも避難場所としては北方中学校なんですけれども、そこには備蓄なんかはどうなっているのか伺います。 ○危機管理課長(黒原幸一君)  お答えいたします。  北方中学校の備蓄品についてのお尋ねでありました。旧北方中学校につきましては、重要避難場所として防災計画上指定しておるところであります。それにあわせまして、体育館内の倉庫内に簡易トイレ、簡易ベッド、畳、毛布などの避難生活の必需品を整備しているところであり、また、平成29年度においては、備蓄品にあわせまして自家発電設備も整備したところであります。  以上であります。 ○9番(瀬尾俊郎君)  それと、金谷、仲町とか都井とか市木とかというところでは、避難訓練があります。この北方地区での避難訓練というのは、考えておられるか伺います。 ○危機管理課長(黒原幸一君)  お答えいたします。  北方地区での避難訓練の計画についてのお尋ねでありました。今年は5月に本城地区で土砂災害河川氾濫訓練を実施し、この先11月には、都井地区で総合防災訓練を予定しておりまして、現在準備を進めているところであります。今お尋ねの北方地区につきましては、来年度以降実施することとしまして、現在北方地区にあった災害想定などを含めまして課内で検討しているところであります。  以上であります。 ○9番(瀬尾俊郎君)  先ほども、急傾斜問題とかいろいろお話を質問させていただいたんですけれども、やはり今までできないところ、災害がないところでも急にやっぱりあるというのが実情ですので、今回北方中学校が避難施設という形の中で、それを考えてもらって、先に取り組んでもらいたいと考えております。  これで私の質問は終わりなんですけれども、きょうの岬太郎、日南版の岬太郎にいいことが書いてあったんですよね。宮日新聞の岬太郎なんですけれども、カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した万引き家族というのが出てたんですけれども、それでこの一場面に日南1号という段ボール箱が映ってたということで、この日南の文字を見てとてもうれしかったという投稿者の記事でした。  だから、こういう流れの中で日南とか串間とか見ると物すごいイメージが強いわけです。ついこないだの夏の甲子園大会では、もう何も関係ないんですけれども、やっぱり宮崎県を応援してしまいますよね、心情としては。世界選手権とかオリンピック、やはり世界の中では日本を応援しますし、県大会などではやっぱり串間市を応援します。  だから、串間市になると私たちは北方、いろいろな考えで見ればそういう気持ちになるわけですよ。だから日本、宮崎、串間、北方という文字を気持ちがつい入ってしまって、愛国心というか、郷土愛というんでしょうかね。やっぱりそういうそれが基本だと思っております。これからも私たちのまち串間市を守っていきましょう。そして私たちのまち北方を愛しておりますので、危険災害の面などで考えても、北方支所の設置を忘れなくお願いしたいと思いまして質問を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(中村利春君)  以上で、9番瀬尾俊郎議員の質問を終わります。  この際お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村利春君)  御異議なしと認めます。  よって、本日の会議はこの程度にとどめ、延会することに決定いたしました。  あすは、午前10時から本会議を開いて、一般質問を続行いたします。  本日は、これにて延会いたします。  (午後 2時13分延会)...